監査役・内部監査人のための会計監査の基礎知識【オンライン】
~監査役や内部監査人にとって、会計監査の理解は必須事項です。具体的に何をやればよいかイメージできるようになろう!~
セミナー趣旨
監査役や内部監査人にとって、会計監査の理解は必須事項です。
実際に会計監査を実施しなければならないこともありますが、「経理経験もないのに、どのように監査を行ったらよいかまったくわからない。」という声がよく聞かれます。会計監査である以上、会計や内部統制の知識は当然必要ですが、複雑な会計基準や簿記の知識が今はなくても、実効性のある会計監査を行うことは可能です。
本セミナーでは、会計監査を行う上でどのような視点が必要か、また具体的に何を行えばよいのか、等の基礎について学んでいただきます。
受講対象・レベル
監査部門、その他関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.会計監査とは何か
(1)三様監査
(2)会計監査とは
(3)会計監査の目的
①決算書とは何か?
②適正とはどういうことか?
③何をすればよいのか?
・リスク・アプローチ
・期中監査と期末監査
・アサーションの検証
・監査手続
(4)監査意見
2.決算書の構造と会計監査
(1)ストック概念とフロー概念
(2)財務諸表の固め方(検証のやり方)
(3)貸借対照表の見方
(4)損益計算書の見方
(5)基本的な分析手法
①前期比較
②予算実績比較
③月次推移比較
④勘定科目・数値そのものから見抜く
3.監査現場をイメージした監査手続例
(1)リスク・アプローチの実践
【ケーススタディ】
・リスク・アプローチによる監査手続きの決定
(2)リスクの識別
・固有リスクの識別
・統制リスクの識別
(3)虚偽表示リスクと内部統制の運用評価手続
【ケーススタディ】
・財務諸表の読み方
・現金預金の残高監査
・売掛金の残高監査
・棚卸資産の残高監査
・有形・無形固定資産の残高監査
・買掛金の残高監査
・総合問題
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
株式会社ヴェリタス・アカウンティング 代表取締役社長・公認会計士 山岡信一郎 氏
1993年 3月慶應義塾大学経済学部卒業。1994年10月公認会計士第2次試験合格 監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所。国内監査グループに所属。主に東証一部上場企業の監査に従事。東証一部上場企業では、大手メーカー、システム開発会社、技術者派遣会社等の現場主任として法定監査を行う。日本公認会計士協会実務補習所(現一般財団法人会計教育研修機構実務補習所)実務補習所委員として、補習所クラス担任に3年間従事するとともに、実務補習所の講師も担当する。2007年10月 監査法人トーマツ退所後、株式会社ヴェリタス・アカウンティング設立、代表取締役社長就任、弁護士の父とともに山岡法律会計事務所設立、パートナーとして就任。現在に至る。内部統制報告制度やIFRS(国際財務報告基準)についてのコンサルティング業務が中心となっている。また、上場会社の社外監査役、会計顧問も務めている。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
受講料
41,800円(税込)/人