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・液体水素の冷熱を有効活用した高温超電導機器
・内外の液体水素関連技術の開発動向も
セミナー趣旨
カーボンニュートラル達成に向けて水素エネルギーが注目を集めています。海外からグリーンな水素を液化して輸入するサプライチェーンの構築が進められていますが、液体水素の冷熱の有効活用が必須です。
本セミナーでは、液体水素の冷熱を有効活用した高温超電導機器のコンセプトと、特に高温超電導発電機の開発状況について解説します。また、国内外における液体水素関連技術の開発動向について解説します。
受講対象・レベル
・カーボンニュートラル関連の技術調査を行っている方
・水素社会の実現に向けた技術調査を行っている方
・水素エネルギー関係の研究開発を進めている方
・水素関連の製品開発を考えている(試験を行いたい)方
習得できる知識
・カーボンニュートラル達成に向けた日本の取り組み
・カーボンニュートラル達成に向けた動きの中における水素の位置づけと課題
・超電導技術の実用化に向けたこれまでの開発と課題
・液体水素の冷熱を有効活用した新たな超電導機器のコンセプト
・国内外における液体水素に関係する技術の開発動向
セミナープログラム
1. 2050年のカーボンニュートラル達成に向けて
1.1 気候変動と温室効果ガス排出シナリオ
1.2 日本におけるカーボンニュートラルへの取り組み
1.3 グリーン成長戦略
1.4 水素基本戦略
2. カーボンニュートラルと水素エネルギー
2.1 電力部門の脱炭素化
2.2 水素発電実用化への取り組み
2.3 エネルギーキャリアとしての液体水素
2.4 液体水素の冷熱の有効活用
3. 超電導技術の実用化に向けた取り組み
3.1 超電導現象とは
3.2 超電導材料の種類と特性
3.3 超電導材料の臨界温度と冷媒温度
3.4 これまでの超電導製品開発と課題
4. 液体水素と高温超電導のマリアージュ
4.1 液体水素の冷熱を有効活用した高温超電導機器のコンセプト
4.2 超電導発電機のメリット
4.3 過去に実施された液体ヘリウム冷却低温超電導発電機の開発
4.4 液体水素冷却高温超電導発電機の開発課題
4.5 基礎技術の開発
4.5.1 高温超電導コイルの高強度化
4.5.2 液体水素の冷媒特性に関する研究
4.5.3 液体水素冷却高温超電導線材・コイルの通電特性に関する研究
4.5.4 回転体への液体水素給排技術に関する研究
4.6 液体水素冷却高温超電導発電機の開発
4.6.1 高温超電導発電デモ機の開発
4.6.2 実用化に向けた今後の開発
5. 液体水素に関する技術開発
5.1 液体水素ポンプの開発
5.2 液体水素エンジン車の開発
5.3 水素航空機の開発
5.4 磁気冷凍液化機の開発
5.5 国内で液体水素が扱える試験場
6. まとめ
<質疑応答>
※途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
関西学院大学 工学部 電気電子応用工学課程 准教授 博士(エネルギー科学) 大屋 正義 氏
■ご略歴
2006年3月に京都大学エネルギー科学研究科博士課程を修了。
2006年4月に住友電気工業株式会社に入社、高温超電導ケーブルの研究開発に従事。
2016年5月に三菱電機株式に入社、高温超電導マグネットの研究開発に従事。
2021年4月に関西学院大学工学部に准教授として着任。
現在の研究領域は、液体水素の冷熱を活用した超省エネな高温超電導機器の開発。
低温工学・超電導学会会員、電気学会会員。
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
受講料
41,800円(税込)/人
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