化粧品関連の特許係争と、特許調査を中心とした予防策

セミナー趣旨

  化粧品関連特許の係争事件を俯瞰すると、特許係争の予防策がいかに大事かわかります。予防策の第一歩は、特許調査の励行といえます。特許庁が提供する無料の知的財産データベース（J-PlatPat）は、検索のテクニックを駆使すると審査官レベルの調査が可能なほど利便性が高いですが、使用方法の詳しい解説があまり見当たりません。
  そこで、J-PlatPatの実戦的な利用方法を紹介した後、化粧品分野のデータベースの特徴とそれを活かした検索のテクニックを解説します。さらに、仮想事例による特許侵害予防調査の紹介と、判例を踏まえた侵害回避策を検討します。

受講対象・レベル

・化粧品・化粧品原料・化学メーカーの研究開発担当者
・企業の知財部で化粧品分野の特許業務を担当されている方
など

習得できる知識

・化粧品の
　- 特許調査方法
　- 裁判事例
について理解できる
・化粧品に関する特許戦略のヒントが得られる

セミナープログラム

1．化粧品関連特許の特許係争
　1．1　化粧品分野の特異性
　1．2　特許係争事例の紹介
　1．3　侵害額の算定手法と裁判で妥結する相場
2． J-PlatPatの高度な利用方法
　2．1　GUI利用方式と検索論理式作成方式の違い
　2．2　検索論理式のツールと使い方
3． 化粧品の特許情報データベースの特徴と利用方法
　3．1　化粧品関連のデータベースの種類（FT、FI、CPC）
　3．2　FTデータベースの活用とその充実化のすすめ
　3．3　特許審査官の検索手法と検索外注報告書
　3．4　化粧品調査の検索論理式の提案
　3．5　漏れの少ない検索式の構築方法
　3．6　ノイズを除去するノウハウ
4． 特許係争の予防策
　4．1　化粧品の権利侵害予防調査
　4．2　仮想事例による権利侵害予防調査の紹介
　4．3　侵害が疑われる際に、過去の判例を踏まえた抗弁の方法
　4．4　抗弁のための特許無効化調査
＜質疑応答＞

セミナー講師

中嶋弁理士事務所 所長    中嶋 伸介 氏

■ご略歴
1995年　日本弁理士会登録
■ご専門分野
化学・バイオ、食品・機能性食品、医薬・化粧品

セミナー受講料

【オンラインセミナー（見逃し視聴なし）】：1名41,800円(税込（消費税10％）、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー（見逃し視聴あり）】：1名47,300円(税込（消費税10％）、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

＊学校法人割引；学生、教員のご参加は受講料50％割引。

受講について

• 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
  （開催1週前～前日までには送付致します）
  ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
  （土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。）
• 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
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