
~基本的な知識から紛争事例まで網羅的に解説をいたします~
セミナー趣旨
足元、石破茂首相が管理強化を公表したこともあり、有機フッ素化合物(いわゆるPFAS)への規制が注目を集めています。
PFASは、その有用性からこれまで様々な製品に使用されてきた一方で、近時有害性とともに、環境中で分解されないという特質(フォーエバーケミカル)が指摘され、人体への影響が特に懸念されています。
そこで、海外を中心に、急速かつ矢継ぎ早に規制強化の動きが進められ、特にグローバルに事業を展開する製造業を中心とした企業においては、各国の規制を正確に理解したうえで対策を進めることが不可欠な状況となっています。
本セミナーでは、PFASとは何かといった基礎知識から、海外における規制や紛争事例に至るまで、PFASを巡る最新の状況について、分かりやすくかつ丁寧に解説いたします。
日本でも上記のとおり規制強化の動きが注目されている状況ですので、このタイミングでPFASについて網羅的に理解を深めておいてはいかがでしょうか?
受講対象・レベル
法務部門、コンプライアンス部門、監査部門、リスクマネジメント部門、研究開発部門、知的財産部門、品質管理部門、生産部門、環境部門、総務部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
第1部 PFASとは何か
1 PFASの特徴と用途
2 PFASの有害性
第2部 日本の現状
1 化学物質としての規制
2 水質に関する規制
3 食品に関する規制
第3部 海外における規制等の状況
1 米国
2 欧州
3 中国
4 各地域における紛争動向
第4部 企業における実務対応
第5部 まとめと質疑応答
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
森・濱田松本法律事務所外国法共同事業 パートナー弁護士 五島隆文 氏
弁護士・ニューヨーク州弁護士 2009年東京大学法学部卒業、11年東京大学法科大学院修了、12年弁護士登録、20年ニューヨーク大学ロースクール(LL.M)卒業、20年~21年ニューヨークのSimpson Thacher & Bartlett法律事務所にて執務、21年ニューヨーク州弁護士登録。 金融商品取引法制全般に詳しく、国内外の資金調達案件や上場投資案件を取り扱う傍ら、株式取引やTOB等の上場株式に関するM&A案件にも多数関与し、双方の分野を業務の柱としている。また、近時はサステナビリティ情報の開示を含むカーボンニュートラルに向けた業務にも取り組んでいる。
主な著書・論文として、『エクイティ・ファイナンスの理論と実務〔第三版〕』(商事法務 2022年、共著)、『資本業務提携ハンドブック』(商事法務 2020年、共著)、『金融商品取引法―公開買付制度と大量保有報告制度編』(商事法務 2017年、共著)ほか多数
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
41,800円(税込)/人
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