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ギ酸を用いる水素・二酸化炭素の新たな活用について解説
■本講座の注目ポイント
★水素の貯蔵・輸送は、水素社会に向けた課題である。常温大気圧で液体であるギ酸は、水素キャリアとして最近注目を集めている。本セミナーではギ酸の特性、用途、工業的製法に加えて、最近開発されたギ酸の分解触媒による高圧水素・液化炭酸ガスの用途、開発の可能性について解説する。
セミナー趣旨
水素利用に向けて、水素の大量輸送、貯蔵が課題になっている。ギ酸は、二酸化炭素と水素を反応させて得られる液体の有機酸であるとともに、必要に応じて水素と二酸化炭素に分解することができる優れた水素貯蔵物質である。特に、適切な触媒を用いることで、高圧の水素や二酸化炭素を容易に得られる点が特徴である。本セミナーでは、ギ酸の特性、用途、工業的製法に加えて、最近開発されたギ酸の分解触媒による高圧水素・液化炭酸ガスの用途について解説する。
習得できる知識
・ギ酸の水素キャリアとしての特性
・高圧水素や液化炭酸ガスの用途
セミナープログラム
1.水素社会に向けた現状
2.水素キャリアの種類
3.ギ酸の特性
・法規制・マーケット・用途
・工業的製造法および新規合成法の開発状況
4.ギ酸からの水素製造
・触媒開発
・大気圧下のガス発生
・高圧水素ガス製造
・高圧下でのガス分離
5.現状の課題
質疑応答
セミナー講師
産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター 姫田 雄一郎 氏
セミナー受講料
【1名の場合】38,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
38,500円(税込)/人
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