
≪部下に「新しいR&Dテーマを考えろ」と言ったら、「どうすればいいんですか?」と聞き返されてしまう方のための≫R&Dテーマ創出のための、フィードバック力向上講座
部下が自発的に新規テーマを創出できるようにするための、実践型スキル習得プログラム です。
「どうやって部下を指導すればよいのか?」 という実務レベルの手法を学べます
セミナー趣旨
――あなたは、このようなことで悩んでいませんか?
「テーマ創出という不確定要素の多い業務を、部下にどのように指示すればよいのか?」
「部下の中間報告に対してどうフィードバックしたら良いか、適切なリードができない」
部下に「新しいR&Dテーマを考えろ」と言ったら、「どうすればいいんですか?」と聞き返されてしまうこともあると思います。では、「部下にアイデアを出させる」ために必要な、3つの条件とはなんでしょうか?
1. テーマ創出の「型」を持つこと
手順が指示できなければ部下はどうしていいか分かりません。明確な「型」があればこそ自信を持って指示できます。
2. サプライチェーンのイノベーションを作ること
既存技術だけでは独自性は出てきません。独自性を出すためのサプライチェーン革新を作り優位性を付与します。
3. 生成AIフル活用、無駄な努力をさせないこと
業務で手一杯の中、手間は最小限にしたいもの。生成AIをフル活用しテーマ創出だけでなく効率も追求します。
このセミナーは「部下に新規テーマを創出させるための具体的な指導方法」を提供します。
単なる理論ではなく、実際に現場で機能する実践的なメソッドを提供します。
特徴は以下の3つです。
①「テーマ創出の型」を学べる
一般的な研修は「自由な発想が大事」と言うだけですが、本講座では 「新規テーマを生み出すための具体的なフレームワーク」 を提供します。これにより、「何から考えればいいのか分からない」という状況を解決できます。
② サプライチェーン視点で、競争力のあるテーマを生み出せる
技術開発を成功させるには、単に「良い技術」を作るのではなく、市場やバリューチェーン全体を見据えた視点 が必要です。
この講座では、「技術者の発想をサプライチェーンのどこに活かすか?」 という具体的な指導方法を学びます。
③ 生成AIを活用し、部下の無駄な努力を減らせる
調査や分析に時間をかけすぎると、本来の開発に割けるリソースが削られます。
本講座では、生成AIを活用して短時間で競争力のあるテーマを見つける方法 を学ぶことで、部下の試行錯誤の時間を削減できます。
これら3つを身につけて「部下が主体的に新規テーマを創出できる」環境を、あなたのチームにも。
受講対象・レベル
研究開発部門、技術部門、新規事業部門、知的財産部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.経営者のR&Dへの期待感は
・PBR1倍以上経営がR&D現場にもたらすインパクト
・経営者がR&Dに期待することは、顧客要望への対応ではない
・経営者がしたいことは成長投資
・なぜ現場では顧客の奴隷になるのか?その構造とは?
・なぜゾンビテーマを温存し続けるのか?
・現業部隊が最も詳しいはずなのにテーマが出せないのはなぜか?
2.R&Dリーダーが持っておくべき基礎知識
・PBR1倍を達成する、収益性の基準はどのようなものか?
・顧客や営業の要望に引っ張られる開発テーマ
・「競合より20%良いです」は差異化になるのか?
・競合と同軸競争に陥る本当の理由とは?
・「ニーズの潜在性」で研究開発テーマを創出する方法とは?
・技術者の意識を差異化に向けるための仕組みとは?
3.R&Dリーダーは研究開発テーマをどう評価すべきか?
・従来型評価手法ではゾンビになってしまう理由とは?
・従来評価手法の問題点に気づく方法
・最もポピュラーなステージゲート法では明確にならないこととは?
・研究開発テーマをどのように評価すべきか?
・評価の後、ゾンビと診断してどのように対処すべきか?
4.テーマの創出のマネジメントとR&Dリーダーの役割
・過去の商談から潜在ニーズを引き出すには?
・顧客の本当の購買動機を掴む
・「潜在課題発掘システム」をインストールする
・「広く高い」ソリューションを志向する理由
・顧客課題の分析方法
①研究開発課題の分析 ・顧客課題の分析方法
②顧客の製造方法の分析 ・顧客課題の分析方法
③顧客の評価方法の分析 ・独自の技術プラットフォームで課題解決する方法 ・競合分析と差異化ポイントの創出
・顧客課題を詳細理解していないと価格設定できない理由
・研究開発計画策定の勘所
・投資対効果をどう測るか?リターンを精密にする理由とは?
5.具体例で考えるフィードバックの勘所
・架空企業のA社の保有技術
・ピンポイントでの用途探索
・ここまでで得られる着想
・顧客の課題を知るためのフィードバック
・詳細な用途と顧客像を知るには?
・顧客の製造工程上の課題を知るには?
・顧客の評価課題を知るには?
・競合品を理解する
・競合把握
・競合分析の手法
・バリュープロポジション(F軸)を着想する
・バリュープロポジション考案 顧客目線で素直な独自技術考案法とは?
・技術をプラットフォーム化、コア技術化するか?
・競争優位性の評価
①バリュープロポジションの比較
・競争優位性の評価
・ユーザー評価系の比較
・技術マーケティング活動につなげる
6.まとめ
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
株式会社如水 代表取締役 弁理士 中村大介 氏
R&Dコンサルティング会社・株式会社如水代表。弁理士。
【①潜在ニーズを先取りする技術マーケティングの仕組み ②研究開発テーマ創出・知財形成の仕組み
③持続的成長を保証する技術戦略の仕組み】を連携させて最少の投資で最大の効果を上げるR&Dパイプラインにより成長投資の仕組みを作るのが専門分野。中には、ほとんど手間がかけずに粗利90%以上の事業と優良知財を両立させるクライアントも輩出するなど、効果的なR&Dを実現するノウハウには定評がある。
NEC、ガートナージャパンを経てベンチャー企業を設立。粗利9割の高収益ビジネスを実現したものの、事業が模倣されたことをきっかけに弁理士に。現在では技術と知財の専門家として数多くの企業経営者を支援している。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
講師のプロフィール
若手研究者の「教育」、研究開発テーマ創出の「実践」、「開発マネジメント法の導入」の3本立てを同時に実践する社内研修で、ものづくり企業を支援しています。
中村 大介
なかむら だいすけ / 京都府 / 株式会社 如水
最少の投資で最大の効果を上げる研究開発の仕組みづくりを支援する高収益技術経営のコンサルタント。
弁理士でありながら弁理士の独占業務(※)に甘んじず、知財を生かした高収益技術経営で経営者を支援する数少ない専門家。
※...続きを読む
受講料
41,800円(税込)/人