
★本セミナーでは、射出成形金型の基本構造を理解し、
量産に適した製品設計のポイントを学びます。
★また、代表的な成形不良の原因とその対策についても詳しく解説します。
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:5/22~6/4(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
自動車部品、家電製品、雑貨など、私たちの身の周りには非常に多くの樹脂製品が用いられています。この樹脂製品を量産するためには金型が必要不可欠であり、その中でも射出成形金型はもっとも多くの樹脂製品に用いられています。何かの製品を射出成形金型で成形するためには、射出成形金型の仕様にあった製品設計を行わなければなりません。そのため製品設計者は、射出成形金型の知識が必要になります。
本セミナーでは、量産を意識した製品設計の方法を射出成型金型の基本構造と共に説明いたします。また主な成形不良とその対策法についても解説いたします。
受講対象・レベル
・入社1~2年程度の若手技術者の方々
・技術はわかっていても理論を理解したい、もう一度基礎を固めたい中堅技術者の方々
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・射出成型金型の基本知識
・量産を視野にいれた製品設計
・射出成形不良とその対策
セミナープログラム
1.射出成形金型の基本構造
(1).主な金型の種類
(2).射出成形機の種類と基本構造
(3).金型の種類と基本構造
(4).射出成形金型の動作
(5).射出成形機による金型への制約 など
2.樹脂材料選定の基礎知識
・主な樹脂の種類と特性
3.金型を考慮した製品設計とそのポイント
(1).抜き勾配
(2).肉厚
(3).パーティングライン
(4).アンダーカット
(5).角R など
4.射出成形金型の設計とそのポイント
(1).金型設計前の5つの確認事項
a..収縮率
b.製品形状の成立性
c.製品の取り数
d.ゲート位置
e.使用する成形機
(2).ランナーとゲートの種類
(3).冷却回路の設計
(4).突き出し機構
(5).アンダーカット処理
a.スライドコア
b.傾斜コア
c.入子の設定
5.主な成形不良とその対策とそのポイント
(1).ヒケ、ボイド
(2).ソリ
(3).ショートショット
(4).ウェルドライン
(5).バリ
(6).その他の成形不良
キーワード:
射出成形,樹脂,ポリマー,高分子,成型,不良,変形,反り,金型,セミナー,研修,講演
セミナー講師
(株)モールドテック 代表取締役 落合 孝明 氏
【著書】
『金型設計者1年目の教科書』
『すぐに使える射出成形金型設計者のための公式・ポイント集』
『プラスチック製品設計者1年目の教科書』
(ともに日刊工業新聞社)
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。
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受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
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- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
55,000円(税込)/人
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