
農林水産省:スマート農業革命~政策と技術の最前線
生産と開発の好循環で実現する
~スマート農業技術活用促進法 スマート農業イノベーション推進会議等~
セミナー趣旨
我が国の農業構造は、今後20年間で基幹的農業従事者が120万人から30万人まで急激に減少することが見込まれており、担い手の急激な減少が最大の課題である。この課題解決の一つのツールとなるのが、ロボット技術、AIやIoTなど先端技術を活用するスマート農業と認識している。スマート農業は、危険・重労働や現場のはりつきからの解放、農産物の収量や品質の向上等に加え、環境負荷低減の効果もあり、みどりの食料システム戦略の実現に貢献することが期待されている。農業者の減少下においても生産水準が維持できる生産性の高い食料供給体制の確立に役立つスマート農業について、2024年に成立したスマート農業技術活用促進法や2025年に設立を予定しているスマート農業イノベーション推進会議の解説を交え、農林水産省が推進する取り組みや今後の展望について詳説する。
セミナープログラム
1. 農業の課題と政策の方向性
(1) 農業の担い手の減少・高齢化
(2) 食料・農業・農村基本法の改正について
2. スマート農業の推進に係る変遷
(1) スマート農業について
(2) スマート農業実証プロジェクトについて
① 取り組み事例
② スマート農業の効果
3. スマート農業技術の活用の促進
(1) スマート農業技術活用促進法の制定
① 制度の背景、概要
② スマート農業技術に適した生産方式への転換
③ スマート農業技術の開発が必要な分野(重点開発目標)の設定
④ 認定事例
(2) スマート農業イノベーション推進会議の新設
① 生産と開発の好循環の実現
② 関係者のマッチング
4. 関連質疑応答
5. 名刺交換・交流会
■通常交流の難しい講師及び受講者間での名刺交換・交流会で人脈を広げ、事業拡大にお役立ていただいております。
セミナー講師
農林水産省
大臣官房政策課 技術政策室 スマート農業戦略企画班
課長補佐
本間 佳祐 氏
2016年 北海道大学農学部卒業
2016年 農林水産省入省
2018年 島根県農林水産部農業経営課へ出向(担い手・新規就農担当)
2020年 経営局金融調整課
2021年 大臣官房新事業・食品産業部新事業・食品産業政策課
2023年 大臣官房政策課技術政策室(現職)
セミナー受講料
1名:35,240円(税込)特典:受講1名につき、同社より1名同行無料(要登録)
受講について
会場またはライブ配信受講
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
受講料
35,240円(税込)/人