
革新技術開発と実装 トランジション期とイノベーション期 グリーン鉄市場の創出
セミナー趣旨
エネルギー多消費で最もカーボンニュートラル化が難しい産業セクターとされる鉄鋼業において、JFEスチールがいかなる計画で取り組みを進めているかについて概観を示す。
具体的には2030年の中期目標達成を見据えた「トランジション期」と、2050年カーボンニュートラル達成に向けた長期的な「イノベーション期」から成るJFEの「カーボンニュートラル行動計画」について説明し、複線的な取り組みを紹介する。さらに、実現していくにあたっての様々な課題や、政府を含む社会全体との連携の必要性、そして巨額の投資を伴う革新技術の実装を可能とするグリーン鉄市場の創出の必要性についても言及する。
セミナープログラム
1. JFEの概要とカーボンニュートラルの背景
2. カーボンニュートラルへの取り組みと行動計画
3. カーボンニュートラル行動計画(トランジション期)
4. カーボンニュートラル行動計画(イノベーション期)
5. 社会との連携・グリーン鉄市場の創出
6. 関連質疑応答
7. 名刺交換・交流会
■人脈形成・新規顧客開拓・新事業展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺交換終了後に講師と個別オンライン対話ができる時間を設けております。
セミナー講師
JFEスチール株式会社
専門主監(地球環境)
手塚 宏之 氏
東京大学工学部物理工学科卒。MITスローン経営大学院でMBA取得。
日本鋼管(現JFEスチール)入社後、製鉄所の制御システム開発、新素材事業の立ち上げなどに従事。総合企画部を経てワシントン事務所長、米ナショナルスチール社経営管理部長として8年にわたり米国勤務。
2007年から気候変動、環境エネルギー問題を担当し、温暖化対策、環境エネルギー政策分野で内外の活動に従事し、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)にはCOP13以降11回参加。また世界鉄鋼連盟(Worldsteel)で環境委員長を務める(16年~19年)など、国内外の気候変動対策政策や鉄鋼業のグローバルな対策推進にかかわっている。
現在、経団連環境安全委員会国際環境戦略WG座長、日本鉄鋼連盟エネルギー技術委員長、OECDビジネス諮問委員会(BIAC)環境エネルギー副委員長、国際環境経済研究所主席研究委員などを務めているほか、経済産業省、環境省、金融庁などの多くの政府審議会、研究会の委員を歴任している。
セミナー受講料
1名:35,370円(税込) 2名以降:30,370円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
会場またはライブ配信受講
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
受講料
35,370円(税込)/人
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