特許の有効活用に向けた最適な特許戦略構築の勘所

開催日時 2024年12月03日(火)  13:30 - 16:00
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    セミナー趣旨

    近年、バイオ医薬品として、抗体医薬品、核酸医薬品、遺伝子治療・再生医療などの研究開発が推進され、研究成果が積極的に特許出願されています。また、研究成果の実用化が推進される中、バイオ医薬品の特許活用の重要性も高まっています。

    このようなバイオ医薬品について研究開発と実用化を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。すなわち、バイオ医薬品の特許動向を分析して、特許の有効活用に向けた最適な特許戦略を構築することが重要です。その結果、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができます。

    本講演では、このような視点から、バイオ医薬品の特許動向と特許戦略について説明し、今後の対応策について詳説します。

    セミナープログラム

    1. バイオ医薬品における特許の現状
      (1) 抗体医薬品
      (2) 核酸医薬品、RNA医薬品
      (3) 遺伝子治療、再生医療(細胞治療)

    2. バイオ医薬品の特許動向の分析
      (1) 抗体医薬品
       (薬物抗体複合体(ADC)、二重特異性抗体、ミニ抗体(小型抗体)など)
      (2) 核酸医薬品、RNA医薬品
       (核酸コンジュゲート、アンチセンス、siRNA、miRNA、アプタマーなど)
      (3) 遺伝子治療、再生医療(細胞治療)
       (ゲノム編集技術、CAR-T細胞療法、次世代遺伝子治療、iPS細胞技術など)

    3. 特許を視野に入れた研究開発戦略
      (1) 特許出願のタイミングと注意点
      (2) 研究開発に必要な特許調査の注意点
      (3) 生成AIを活用した創薬研究の進め方
      (4) 研究開発戦略と特許戦略の一体化

    4. どのような特許を取得すべきか
      (1) 特許を受けるための要件
      (2) どの程度の進歩性が要求されるのか(従来技術との比較データなど)
      (3) どの程度の開示(実験データ、薬理データ)が要求されるのか
      (4) 広くて強い特許とは、どのような特許か
      (5) 特許審査への対応(拒絶理由への対応、面接審査の活用など)

    5. 特許をどのように活用すべきか
      (1) バイオ医薬品の特許の活用方法
      (2) ライセンス活動の実務上の留意点
      (3) 他社の特許を侵害しない方法(クリアランス調査)
      (4) 事業戦略と特許戦略の一体化
       (承認薬と特許との対応関係、薬機法と特許法のリンケージなど)

    6. 特許活用に向けた特許訴訟の事例
      (1) 医薬発明のクレーム解釈の考え方(クレーム解釈)
       「PCSK9に対する抗原結合タンパク質事件」知財高裁令和元年10月30日判決
      (2) 医薬品分野の特許侵害の考え方(クレーム解釈)
       「二重特異性抗体事件」知財高裁令和元年10月3日判決
      (3) 医薬発明の進歩性の考え方(進歩性と発明の効果)
       「多糖類-タンパク質コンジュゲート事件」知財高裁令和3年5月17日判決
      (4) 結晶発明の進歩性の考え方(進歩性と発明の効果)
       「炎症性疾患・自己免疫疾患治療剤事件」知財高裁令和2年12月14日判決

    7. バイオ医薬品に関する登録特許の最新事例
      (1) 特許請求の範囲の最近の傾向
      (2) 諸外国の登録特許の事例との比較(米国、欧州、中国など)
      (3) 登録特許の活用事例からの教訓
      (4) 事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案

    セミナー講師

    青山特許事務所
    東京オフィス 顧問 弁理士
    知的財産大学院協議会 会長
    加藤 浩 氏

    1988年3月 東京大学薬学部卒業
    1990年3月 東京大学大学院薬学系研究科修了
    1990年4月 特許庁入庁(2009年3月まで)
    2019年6月 青山特許事務所 弁理士(現在に至る)

    セミナー受講料

    1名:33,980円(税込)2名以降:28,980円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)

    受講について

    <1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
    <2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
    <3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。


     

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    開催場所

    全国

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    キーワード

    医薬品技術   バイオ技術一般   知的財産マネジメント一般

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