
塗膜の濡れ・付着・密着コントロールとトラブル対策
難解な濡れ・付着・密着トラブルも、これで解決!!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける1週間限定のアーカイブ配信をいたします。
セミナー趣旨
近年、コーティング膜の塗布・乾燥プロセスは、処理能力の高さ、低コスト性などの観点から、主要な製造技術として用いられています。プロセスの高品位化および高速化は、生産効率の向上やコスト削減には不可欠な課題です。本講座では、塗布乾燥の基礎原理に基づき、プロセスの本質を理解することで高品位化・高速化を考察することを目的とし、塗布むらや乾燥ムラなどの塗布乾燥におけるトラブルを解決する能力を養います。また、研究開発・トラブルフォローといった実務上での取り組み方について、豊富な実例を交えて解説します。また、受講者が抱えている日々のトラブル相談にも応じます。
受講対象・レベル
コーティング剤、コーティング業務、コーティング装置、計測分野等に関わる技術者を対象にしています。実務レベルのセミナー内容ですが、分かりやすく説明します。
必要な予備知識
物理化学の基礎知識、塗布乾燥技術の一般的知識
習得できる知識
・塗布乾燥に関わる基礎学問の習得
・塗工液から乾燥までの一連のコーティングプロセスの習得
・コーティングに関するトラブルへの対応能力
セミナープログラム
1.塗膜形成の基礎(濡れ・粘性の不確定要素を見極める)
1-1 表面張力、溶解性パラメータ、相分離、共沸点、混合溶媒
(塗工液の最適化)
1-2 濡れの基本式を使いこなす
(Young,Dupre,Cassie,Wenzel,Newmanの各式)
1-3 表面エネルギーと濡れ性
(濡れの3形態とは、分散と極性成分)
1-4 気泡、スラリー粒子分散性
(Fowks近似式、拡張係数S、円モデル)
1-5 動的粘性、キャピラリー数Ca、非ニュートニアン、Ostwald流動曲線
(乾燥と粘性)
2.各種コーティング法の原理とコントロールポイント
2-1 ダイ・コンマ・マイクログラビアコーティング
(高精度化のポイント)
2-2 スピン、スリット、ディップ、バーコート、スプレー、インクジェット
3.塗膜の乾燥メカニズムと高精度化(乾燥のツボを抑える)
3-1 乾燥の三要素とは
(濃度差拡散、蒸気圧、ラプラス力)
3-2 乾燥装置の最適化の要因
(乾燥曲線とは)
3-3 加熱乾燥、赤外線乾燥
(比熱、熱容量、熱伝導)
4.ペースト・スラリー制御
4-1 ナノ粒子間の相互作用
(Derjaguin近似、DLVO理論、Hertz理論、凝集配列)
4-2 スラリーの分散凝集性
(ゼータ電位、インピーダンス解析・ナイキスト線図)
4-3 産業応用
(二次電池、電極ペースト、アンダーフィル、フィラー)
5.塗膜の膜質評価法(表面・内部・基板界面の解析)
5-1 塗膜の応力歪み
(S-S曲線、降伏点、結晶化、熱歪み)
5-2 乾燥・凝集性の膜内深さ分布
(DPAT法、粘弾性分布、表面硬化層)
5-3 付着剥離評価
(各種測定方法)
6.トラブル対策(発生原因を特定し解決・防止策を見極める)
6-1 カスケード欠陥(横スジ)とリビング欠陥(縦スジ)
6-2 乾燥ムラとゆず肌
(マランゴニー対流、ベナールセル)
6-3 顔料析出と溶解度
(カラーレジスト)
6-4 フラクタル粘性指状(VF)変形
(ギャップ内の塗工不良)
6-5 エッジ盛上りと気泡巻き込み
(EBR対策)
6-6 ピンホールの抑制方法
(はじき、拡張濡れ法)
6-7 膜剥離の防止法
(膨れ・ガス発生)
6-8 クラックの抑制
(多層膜の応力ミスマッチ)
6-9 ソルベントクラック
(ソルダーレジストの白化)
7.参考資料
7-1 塗膜トラブルQ&A事例集
(トラブルの最短解決ノウハウ)
7-2 表面エネルギーによる濡れ・付着性解析
(測定方法)
8.質疑応答
日頃の開発・トラブル相談に個別に応じます。
キーワード
コーティング,表面処理,塗布,膜,オンライン,WEBセミナー
セミナー講師
アドヒージョン(株) 代表取締役社長 博士(工学)
国立大学法人 長岡技術科学大学 名誉教授
河合 晃 氏
三菱電機(株)ULSI研究所にて10年間勤務し、半導体デバイスの高精度なコーティング、計測技術、微細加工、および表面処理技術開発に従事した。その後、長岡技術科学大学にて勤務し、高精度コーティング、AFM等の分析技術、レジスト技術、エッチング技術、表面界面制御、ナノデバイスなどの先端分野の研究を実施している。各種論文査読委員、NEDO技術委員、国および公的プロジェクト審査員などを歴任。
現在、長岡技術科学大学 名誉教授、ならびに、技術コンサルティング会社として、アドヒージョン(株)代表取締役社長を務める。
著書39件、原著論文166報、国際学会124件、国内学会212件、特許多数、受賞多数、講演会270回以上、日本接着学会評議員、応用物理学会会員、産学連携・技術コンサルティング実績350件以上。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
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受講料
49,500円(税込)/人