<従来の蒸留技術の限界と今後期待できる省エネ蒸留技術>脱炭素・低炭素化に資する“省エネ蒸留技術”と最新動向・展望

なぜ蒸留の省エネが温室効果ガス削減に繋がるのか? なぜ重要なのか?

■蒸留技術の基礎からプロセス設計、トラブル対策、省エネへの応用■
■可逆蒸留操作、数理最適化技術によるプロセス・用役系同時最適化■

 

日時

【Live配信:アーカイブ付き】 2025年4月24日(木)10:30~16:30
【アーカイブの視聴期間】2025年4月25日(金)~5月1日(木)まで
  受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
  ※アーカイブ配信のみの受講もOKです。

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    温室効果ガス(GHG)排出に対する圧力は日増しに高まっており、化学産業においても同様である。これは、化学産業が熱エネルギー多消費であり、その熱エネルギー源が化石燃料の燃焼熱であることが根底にある。バイオ原料、SAF、アンモニア・水素などへの取組みも盛んに行われているものの、このような取り組みには時間と莫大な費用が必要となる。2030年、或いは2035年までのGHG削減目標を達成するためには即効性が必要となってきた。
    化学プロセスでは蒸留操作で消費されるエネルギーが多い一方で、蒸留操作を代替する分離単位操作は当面ない状況である。蒸留操作における省エネはGHG排出削減に直結し、且つ即効性を期待できるアプローチと言える。
    本講では、従来の省エネ蒸留技術の限界について解説し、今後期待される技術について説明する。

    習得できる知識

    <得られる知識、技術>
     省エネ蒸留技術の体系、最新省エネ蒸留技術

    セミナープログラム

    1.蒸留を取り巻く環境
     1.1 蒸留の省エネが何故、温室効果ガス削減に繋がるのか?
     1.2 蒸留の省エネが何故、重要なのか?
     1.3 蒸留の原理のおさらい
     1.4 省エネ蒸留技術の体系

    2.従来の省エネ蒸留技術の限界とそれを理解するための技術基盤
     2.1 ヒートポンプ式蒸留
       (1) 技術概説
       (2) 従来のヒートポンプ蒸留技術の限界
     2.2 蒸留シーケンシング
       (1) 技術概説
       (2) シーケンシングから考えるDividing Wall Column技術
       (3) DWCの適正な適用とは。本当にDWCで良いのか?
     2.3 ピンチ解析
       (1) 技術概説
       (2) ピンチ解析の限界
     2.4 スチームのカスケード利用

    3.今後期待できる省エネ蒸留技術
     3.1 SUPERHIDIC
       (1) 可逆蒸留操作とは
       (2) 可逆蒸留操作 x ヒートポンプ = SUPERHIDIC
       (3) SUPERHIDICの商業プラント適用例
       (4) その他
     3.2 数理最適化技術によるプロセス・用役系同時最適化(HERO)
       (1) 数理最適化とは
       (2) HEROの技術概説
       (3) HEROとピンチ解析の差
       (4) HEROの適用要領
       (5) HERO適用の実例

      □質疑応答□

    セミナー講師

    東洋エンジニアリング(株) プロジェクト統括本部 先進技術ビジネス部 若林 敏祐 氏

    <専門>
     蒸留技術、省エネ、プロセスエンジニアリング

    <経歴・受賞>
    1994年 東洋エンジニアリング株式会社入社
    2013年 京都大学大学院 博士(工学/化学工学)
    2014年 日経地球環境技術賞 優秀賞
    2017年 エンジニアリング協会エンジニアリング功労者賞
    2018年 省エネ大賞(経済産業省大臣賞)
    2018年 化学工学会技術賞
    2018年、2022年 石油学会技術進歩賞

    セミナー受講料

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    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
    ※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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    受講について

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    配布資料

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    化学反応・プロセス   省エネルギー

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