※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信:5/28(水)~6/11(水)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
蒸留は気液平衡を利用した分離精製技術です。蒸発可能な液体の混合物を分離する場面で非常に広く使われています。蒸留を理解するためには気液平衡に対する十分な理解が必要で、さらに多段の分離をおこなう精留を理解するには、蒸留塔装置全体の収支を充分に把握する必要があります。本セミナーでは、蒸留の初学者を対象とし、蒸留の基礎から設計理論について解説します。まず温度や圧力によって気液平衡状態における気相と液相の組成が変化する様子についての理解を深めます。続いて、比較的シンプルな蒸留手法である、単蒸留とフラッシュ蒸留の解析方法を説明します。そのうえで高純度な製品を得ることができる精留を取り上げ、原理、構造、設計理論の順に解説します。
受講対象・レベル
・蒸留を初めて学ぶ方
・蒸留を学んだことがあるが、復習したい方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・蒸留の基本原理である気液平衡を理解できる。
・フラッシュ蒸留、単蒸留、精留の原理を理解できる。
・還流比、段数と分離の関係を理解できる。
・蒸留塔の設計と操作を理解できる。
セミナープログラム
1.気液平衡
1-1 純物質の蒸気圧
1-2 混合物の気液平衡
1-3 混合物の蒸発現象
2.単蒸留
3.フラッシュ蒸留
4.精留
4-1 考え方
4-2 構造
4-3 塔内の物質収支
4-4 McCabe-Thiele法による設計
4-5 所要エネルギー
4-6 最小還流比と最小理論段数
5.バッチ蒸留
6.共沸蒸留、抽出蒸留の原理
キーワード:
蒸留,気液平衡,単蒸留,フラッシュ蒸留,精留,バッチ蒸留,共沸蒸留,抽出蒸留,セミナー
セミナー講師
京都大学 大学院工学研究科化学工学専攻
教授 外輪 健一郎 氏
【ご専門】
化学工学、蒸留、晶析、プロセスシステム工学
【ご経歴等】
1997年 リーズ大学化学工学科博士課程修了 Ph.D.
2001年 九州大学大学院工学研究院応用化学部門 助教
2004年 徳島大学工学部化学応用工学科 講師
2012年 徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部 教授
2019年 京都大学大学院工学研究科化学工学専攻 教授
化学工学会、米国化学工学会、分離技術会等の会員
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で60,500円(税込)になります。
メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。 - アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
化学反応・プロセス
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
化学反応・プロセス関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
「テーマを創出できるように部下にフィードバックしているか」~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その39)
【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「技術マネジメント」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野別のカリ... -
脂質酸化酵素リポキシゲナーゼ:食用油脂の知識(その13)
▼さらに深く学ぶなら!「食品技術」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野別のカリキュラム」に関するオンデマンドセミナーはこちら!... -
-
PFAS(ピーファス)を分かりやすく解説!有機フッ素化合物の基礎知識
【目次】 PFAS(ピーファス)という言葉を耳にしたことはありますか?PFASは「パーフルオロアルキル物質」の略で、主に有機フッ素化...