
~ ノイズ抑制体やパワエレ用磁気素子等への次世代デバイス応用に向けて ~
■磁化過程や各周波数帯域で磁気特性を把握するためには、どのような計測法を利用するべきなのか。GHzを超える高周波領域での磁気特性とその計測法や、高周波磁気特性計測法の最新状況に、磁性微粒子や薄膜のデバイス応用も解説。デバイス設計者はもちろん、デバイス材料となる軟磁性材料の開発者にもおすすめの一講です。新動向を踏まえたうえで、「4. Data Governance」の要件を解説する。
日時
【Live配信】2025年4月25日(金)10:30~16:30
【アーカイブ(見逃し)配信】について視聴期間:4月30日(水)~5月9日(金)
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
セミナー趣旨
セミナープログラム
・次世代磁気デバイス
2.軟磁性材料の種類
・軟磁性材料のデバイス応用例・用途分類
・軟磁性材料の種類(合金系,酸化物系,アモルファス系)
3.軟磁性材料の高周波磁気特性と計測法
3.1 磁化過程とその計測法
・振動試料型磁力計 / SQUID磁束計 / ピックアップコイル型磁化測定 /
磁気異方性と計測法 / 磁気ひずみと計測法 / 磁区観察法 / 磁気力顕微鏡
3.2 低・中周波領域での磁気特性とその計測法
・高周波損失(磁壁移動による損失,高周波損失解析法など)
・kHz~MHz領域における磁気計測法
3.3 GHzを超える高周波領域での磁気特性とその計測法
・磁化回転による損失(透磁率の周波数特性,LLG方程式など)
・GHz以上の周波数領域での磁気特性計測法
3.4 高周波磁気特性計測法の最新状況
4.軟磁性材料とそのデバイス応用例
4.1 軟磁性微粒子とそのデバイス応用例
4.2 軟磁性薄帯とそのデバイス応用例
4.3 最近の開発動向
5.総括
□質疑応答□
セミナー講師
東北大学 高等研究機構・先端スピントロニクス研究開発センター 教授 博士(工学) 遠藤 恭 氏
【専門】
高周波磁気計測と高周波軟磁性材料の開発
日本金属学会ソフト磁性研究会幹事、電気学会マグネティックス研究会
ナノスケールソフト磁性体の創製とデバイス応用調査専門員会委員長、
Society5.0に資する高周波マイクロ磁気デバイスの研究および実用化動向調査委員等
セミナー受講料
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
1名分無料適用条件
2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 |
定価:本体40,000円+税4,000円
E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- PDFテキスト(印刷可・編集不可)
受講料
55,000円(税込)/人
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