
薄膜太陽電池や光センサー用途などで、薄膜光電変換材料の研究開発の重要性が増しています。
「光電変換材料の基礎と合成・成膜プロセスの特徴」「有効な評価解析・シミュレーション技術」について説明します!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:5/8~5/15(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
近年、薄膜太陽電池や光センサー用途などで、薄膜光電変換材料の研究開発の重要性が増しています。次世代太陽電池として注目されるペロブスカイト太陽電池を筆頭に、無機材料や有機材料など幅広い材料が、発電材料・電荷輸送材料などとして研究されています。
材料開発においては、物質自身の基礎物性に加え、成膜・合成プロセスの特徴を踏まえて開発を行うことが重要です。また、特性や品質を適切に評価し、理論シミュレーションも駆使して研究開発を推進することが重要になります。
以上を踏まえ本セミナーでは、主に①光電変換材料の基礎と合成・成膜プロセスの特徴、②有効な評価解析・シミュレーション技術に注目してセミナーを行います。特に評価解析技術としては、吸収分光やX線回折といった汎用的測定から有用な情報を得る解析テクニック(トラップ準位分散や結晶ひずみの定量、粒径解析など)について述べます。
受講対象・レベル
ペロブスカイト等の薄膜太陽電池に興味のある方、および実際に業務に携わって数年程度の方
必要な予備知識
高校レベル以上の基礎的な化学および電磁気学の知識、X線回折の知識。
習得できる知識
・無機半導体および有機半導体の基礎(ペロブスカイトも含む)
・成膜プロセスの種類と特徴、メリット・デメリット
・薄膜材料の評価におけるポイント
(各種分光、X線回折、時間分解測定、電子顕微鏡評価解析など。)
・光電変換デバイスの基礎と特性評価技術、デバイスシミュレーション等
セミナープログラム
1. 光電変換デバイス概論
1-1. 薄膜太陽電池および関連デバイスの特長
1-2. 光電変換デバイスのしくみ
(駆動原理、等価回路、性能の定義)
1-3. 薄膜光電変換デバイスの種類
(1) 有機薄膜太陽電池
(2) 無機系太陽電池
(3) ペロブスカイト太陽電池
1-4. 光センサー
2. 光電変換材料の基礎
2-1. どのような材料が望ましいか
2-2. 光電変換材料の種類と特徴、注目すべき物性
(1) 無機系材料
・ハロゲン化物(ペロブスカイト含む)
・カルコゲナイド、カルコハライド
(2) 有機系材料
2-3. 電荷輸送材料の種類と特徴、注目すべき物性
3. 光電変換材料の合成・成膜プロセス
3-1. 基本的な合成・成膜手法とその特徴、問題点など
(1) 塗布プロセス(スピンコート、ブレードコート等)
(2) CBD(Chemical Bath Deposition)法
(3) 蒸着、CVD等のドライプロセス
3-2. 実際の成膜方法、高品質化の手法(添加剤や貧溶媒法、雰囲気制御など)
(1) 有機材料
(2) 無機材料およびペロブスカイト
4. 薄膜材料の評価
4-1. 分光測定(吸収端解析・発光・高電子分光など)
4-2. 構造評価(X線回折、結晶ひずみ解析、2次元X線回折)
4-3. モルフォロジー評価(各種顕微鏡、画像解析)
4-4. 時間分解測定(発光、電荷移動度の非接触測定など)
4-5. その場測定の活用
5. 光電変換デバイスの構造と作製
5-1. デバイス構造の種類と特徴
5-2. 実際のデバイス作製と注意点
6. デバイスの評価およびシミュレーション
6-1. 基本的な測定(JVやEQE測定)
6-2. 光量依存測定(理想因子算出など)
6-3. 時間分解測定(過渡電圧/電流測定,CELIV法)
6-4. フリーソフトSCAPSによるデバイスシミュレーション
【質疑応答】
キーワード
光電変換,薄膜,ペロブスカイト太陽電池,成膜,分析,デバイス,セミナー,講演,研修
セミナー講師
大阪大学
工学研究科応用化学専攻 助教 博士(工学)
西久保 綾佑 氏
【ご専門】
無機材料化学、デバイス物理
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
49,500円(1名当たり 24,750円)(税込)です。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
49,500円(税込)/人
前に見たセミナー
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
ペロブスカイト電池とは?仕組み・信頼性・シリコン太陽電池との比較
【目次】 ペロブスカイトは、太陽光発電やエネルギー貯蔵技術において注目を集めています。この材料は、従来のシリコンベースの太陽電池に比... -
GPSとは?位置情報の仕組みから活用事例・未来の可能性まで徹底解説
【目次】 グローバル・ポジショニング・システム(GPS)は、私たちの日常生活に欠かせない技術となっています。スマートフォンやカーナビ... -
レーザー技術とは?原理や応用技術、用途や将来性を解説!
【目次】 レーザー技術は、現代の科学技術の中でも特に注目されている分野の一つです。レーザーは「Light Amplification... -
無線通信技術とは?仕組みや種類、規格の特徴など最新情報を解説!
【目次】 無線通信技術は、私たちの日常生活に欠かせない重要な要素となっています。スマートフォンやWi-Fi、Bluetoothなど、...