
■本講座の注目ポイント
★有機無機ハイブリッドに適用可能なイオウ系シルセスキオキサン、ジルコニアナノ粒子、チタニアナノ粒子の開発と高屈折率コーティングへの応用について紹介!
セミナー趣旨
有機無機ハイブリッド材料は、無機物を有機ポリマー中にナノメートルサイズで分散させることで、それぞれの機能を併せ持った新素材の開発が可能である。特に、光学デバイスに不可欠な高屈折率材料は、イオウ化合物、ジルコニア、チタニアをポリマーに分散することで創成され、これらを含んだ有機無機ハイブリッド材料は注目されている。本講座では、有機無機ハイブリッドに適用可能なイオウ系シルセスキオキサン、ジルコニアナノ粒子、チタニアナノ粒子の開発と高屈折率コーティングへの応用について紹介する。
セミナープログラム
1.有機無機ハイブリッド材料の基礎
1-1 有機無機ハイブリッド材料について
1-2 有機無機ハイブリッド材料の合成方法
2.チオール基含有シルセスキオキサンを用いた有機無機ハイブリッド
2-1 チオール基含有シルセスキオキサンの合成と特徴
2-2 高屈折率ソフトマテリアルとしての機能と応用
2-3 自己修復材料としての可能性
3.ジルコニアナノ粒子分散と有機無機ハイブリッドへの応用
3-1 ビーズミルによるナノ粒子分散の特徴と課題
3-2 デュアルサイト型シランカップリング剤によるジルコニアナノ粒子分散と応用
3-3 酸無水物によるジルコニアナノ粒子分散と応用
4.チタニアナノ粒子分散と有機無機ハイブリッドへの応用
4-1 重合性チタニアナノ粒子の合成
4-2 チタニアナノ粒子を含有する光架橋薄膜への応用
5.高屈折率有機無機ハイブリッド材料のまとめ
【質疑応答】
セミナー講師
京都工芸繊維大学 新素材イノベーションラボ / 特任教授 松川 公洋 氏
【経歴】
2016年04月~, 京都工芸繊維大学, 研究員
2018年06月~2020年03月, 京都工芸繊維大学, 特任教授
2020年04月~2022年03月, 京都工芸繊維大学, シニア・フェロー
2022年04月~, 京都工芸繊維大学, 特任教授
【学位・資格】
博士(DR)
【経 験】
マネジメント経験者
事業開発経験者
企業技術者(OB含む)
セミナー受講料
●1名様 :45,100円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
受講料
45,100円(税込)/人
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