【中止】化学プロセスにおける統計的品質管理
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | SQC一般 化学反応・プロセス |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【新宿区】新宿文化センター |
交通 | 【地下鉄】東新宿駅 |
※都合により日程延期と会場が変更となりました。3月30日 → 6月18日
化学プロセスにおける統計的品質管理の基礎から
チーム作りのポイントまで、ノウハウをご紹介!
本講義で紹介する管理ツールは受講後にすぐ活用できます!
セミナー講師
一代技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 鈴木 孝 氏
<ご専門>
有機化学
<学協会>
公益社団法人日本技術士会(正会員)
一般社団法人化学物質管理士協会(正会員)
一般社団法人静電気学会(個人会員)
<ご略歴>
2004 ~ 2019 化学会社勤務、2011年から退職時まで工場長
2019 ~ 一代技術士事務所
・2011年の東日本大震災を経験し、工場移転に伴い4つのプラントの新規立ち上げに関わる。完全復興までのプロセス(工場建設、対外折衝、技術移管)の過程で数々の事故・トラブルを経験し、その解決に取り組む。
・設計時、据付時、稼働性能、稼働時の適格性評価の経験が豊富。
・品質管理、生産管理、労務管理、労働安全衛生、公害防止活動、コスト改善等、工場運営全般を得意とする。特に化学工場での静電気事故防止対策には定評がある。
2019年からは個人技術士事務所を開設し、自身が工場長時代に不安だった、企業と企業をつなぐサプライチェーンマネジメント、工場の安全診断、市場調査を精力的に行い、化学工場の社長、工場長の不安を取り除く業務を行っている。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
セミナー趣旨
国内化学メーカーなど世界的に大きな存在感を発揮しているのが高付加価値分野です。しかし、原料の不確かさ、プロセスの不確かさにより製品品質にばらつきが生じるケースがあります。我々は統計学的管理手法を用いた強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新を実行しなければなりません。このような時代背景では従来の記憶や勘に頼った生産スタイルでは大変革時代生き残りは難しいでしょう。
本講義ではまず、中小企業白書から統計の理解を深めるとともに今後の国内企業のあり方を考察します。次に化学工場をモデルに主にSPC管理に特化した講義を行います。本講義で紹介した管理ツールは受講後ダウンロードすることができますので(一部)、翌日から管理ツールを元に統計的品質管理ができるようになります。
統計的品質管理は1人で行うには限界があり、チーム作りが必要です。後半には統計的品質管理を武器に社内でリーダーシップを示せるチーム作りのポイントを解説しますので、実務ですぐに使える知識を手に入れることができます。統計的品質管理の基礎を学びたい方から実務エキスパートを目指す方まで、大変おすすめです。
受講対象・レベル
メーカーなどの技術者、研究者、品質管理担当者、技術チームリーダー、工場長、サプライチェーンマネジメント担当者
習得できる知識
・SPC管理手法
・統計的品質管理で的確に品質を評価する方法
・統計的品質管理を元にした市場要求に対応のとれたアカウンタビリティー
・故障メカニズム仮説のデザインなど故障解析の基本
セミナープログラム
1.統計で見る中小企業をとりまく環境
1.1 中小企業白書から読み解くこれからの国内企業の方向性
1.2 統計的品質管理の目的
1.3 供給者管理で優位性を示す統計的品質管理の役割
2.SPC管理の実践
2.1 統計管理の基礎知識
2.2 異常の判断基準
2.3 管理項目・管理幅の決め方
2.4 SPC管理の結果の活用
2.5 SPC管理のメリットとマネジメントの注意点
3.統計的工程管理の活用事例
3.1 t検定・F検定
3.2 品質のばらつき防止 ヒストグラムによるトレンド管理
3.3 責任は現場ではない 特性要因図による組織の不健全さの指摘
3.4 問題解決の時間短縮法 FTA型過去トラブルリストの活用
3.5 分析サイト変更で活用 GRR(Gage R&R)
4.統計的品質管理を用いた再発防止・未然防止の進め方
4.1 過去トラブルリストの作成
4.2 強靱なチーム作りのポイント
4.3 リスクコミュニケーションベースのトラブル未然防止