社内で顧客調査をする時の注意点とは

 
  
 
 今回は顧客調査をする時に、社内で調査を行う場合の問題と対処法をお伝えします。
 
 顧客の声を聞くために、社内で行うことがあると思います。
 
 先日、私が受けた質問は同じ組織内の社員にインタビュー調査したいのですが、問題はないでしょうか?とありました。
 
 この時は、新製品の仮説ができていて、その試作品を試してもらい、どんな評価があり、改善点を知りたい。そこで、同じ組織にいるターゲット層にインタビューしたいということでした。
 
 インタビュー調査はできれば真の顧客に聞きたいところです。そこで、社員へインタビュー調査する時の長所と短所をまとめました。
 

【長所】

 
 

【短所】

 
 
 同じ組織内の社員は顧客の声かも知れませんが注意が必要です。インタビュー調査を行う時、慣れていないとコミュニケーションがなかなか取れません。練習のために社員で行うことはありでしょう。
 
 この点を改善するために、顧客に近い社員を対象に行うことをお勧めします。同じ組織ではなく、他部門、他業種の方に調査をします。
 
 例えば
 
 
 その時も以下の点に注意するとよいでしょう。
 
 
 さらに、顧客に近い対象者といえば、
 
 例えば
 
 
 私は以下対象者のインタビュー調査を実践したことがあります。
 
 
 社員よりは...
ターゲット層に近づきますので、真の顧客の声に近づきます。また、全く知らない対象者ではありませんので、コミュニケーションは円滑に進みます。
 
【参考文献】
 神田範明著:『神田教授の商品企画ゼミナール』、日科技連出版社、(2013)
 
◆関連解説『事業戦略とは』

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