品質の維持と改善 品質保証概論(その4)

 
 

【品質保証概論 連載の目次】

 

1.品質の維持(品質管理)

良い商品を作り、不良品を発生させないためには、正しい作業を行うことが必要です。そのためには、何が正しい作業かを考え、必要であればより良い方法に改善していく姿勢が重要になります。

【この連載の前回:品質保証概論(その3)品質管理のためのPDCAサイクルへのリンク】

 

 

しかし、定められている作業を正しく守っているつもりでも、様々な要因で商品にはばらつきが発生し、時には不良品ができてしまうことがあります。

 

 

製造工程におけるこのような品質問題については、常に正しい作業条件を維持・管理することによって、ばらつきを小さくして不良を低減することが重要です。この活動は、決められた方法や条件を守ることによる「品質の維持活動」といいます。つまり、「維持(管理)」とは、現在の水準を安定・維持することであり、「改善」とは...

、現状の水準をさらに高めていくことと言えます。

 

図.品質の維持(管理)と品質改善

 

次回に続きます。

◆関連解説『品質マネジメントとは』

 

◆【特集】 連載記事紹介:連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 

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