部下や後輩の話に耳を傾け、フィードバックをすることで、相手のモチベーションを高めると共にワークエンゲージメントを高めることもできる、1on1 ミーティング。最近、1on1 ミーティングを展開するリーダーが多いようです。今回は、相手の心をひらいて、1on1 ミーティングの成果を高めるコツについてです。
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1. リーダーに必要な「その気にさせる」コミュニケーションとは?
コミュニケーションでは、様々なテクニックが提唱されていますが、どのようなメソッドでも共通している、指導者やリーダーに求められる能力は『説明力と説得力』です。
どんなに優れたメソッドを適用したとしても、相手の「モチベーション」が高まらない限り、 1on1 ミーティング の成果を出すことはできません。指導者やリーダーがとるべき姿勢は、相手のモチベーションを高めるような「教え方・伝え方」に徹することでしょう。
脳科学や言語心理学を体系的にまとめたNLP(Neuro Linguistic Programing/神経言語プログラミング)では、人のモチベーションを高めるきっかけは、人それぞれに違う、ということが解っています。指導者やリーダーが「この話し方なら、相手のモチベーションが上がるだろう。」と思っていても、それが「響く人」と「響かない人」に分かれてしまうのです。
2. 人によって、感じ方は異なる
例えば数人で、美味しい料理を食べたとします。この時、人によって過去の経験や知識の違いから、味の感じ方が微妙に異なり「美味しい」とは言葉にしたとしても、人によって感じ方が異なるのです。
もちろん、1on1 ミーティング の現場でも同じことが起きます。
あなたが「伝わる!」と思って伝えた...
コミュニケーションには相手が理解しやすい「説明と説得」が必要です。相手の心をひらいて、1on1 ミーティングの成果を高めるには、相手の心に響く言葉選びが大切です。