SIPOC チャートが無料でお読みいただけます!
◆SIPOC チャートとは
SIPOC は、S(Suppliers)、I(Inputs)、P(Process)、O(Outputs)、C(Customers)の頭文字を並べたもので、テーブルの構成もこの順序で並んでいます。しかし実際にこのツールを使う際は、この順序ではなく、POCIS または COPIS の順序で考えていきます。
SIPOC チャートは新しいチームメンバーと一緒に、次のことを行う際にとても便利なツールです。
- プロセスの概要(ハイレベルまたはマクロレベル)について理解する
- プロジェクトの範囲(スコープ)を明確にする
- 利害関係者(stakeholders)、特に提供者や顧客などのキープレーヤーを把握する
- プロジェクトの初期段階においてのコミュニケーション・ツールとする
プロジェクトの初期段階では、それぞれのチームメンバーがそれぞの思惑でプロジェクトに参加してくるので、まず皆の考えを一致させるためにも、SIPOC を作る作業は欠かせません。
SIPOC チャートで、何ができるのか、次の連載でものづくりドットコム 登録専門家の津吉 政広氏が詳しく紹介しています。
【SIPOC チャート、連載記事】
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【執筆者紹介】
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