あなたの説得力と説明力が高まる伝わる話し方とは

 

私は、仕事柄、多くの人前で話をする機会があります。きっと、あなたにも、部下や後輩の前で何かを話したり、プレゼンテーションなどのシーンで人前で話すことがあるのではないでしょうか。今回は、 伝わる話し方 についておはなしします。あなたの説得力と説明力が高まりますよ。

 

1.人前で話をするとき、特に気を付けているコト

伝えるとは、相手のモチベーションを高め、行動を促すこと。私には、人前で話をするとき特に気を付けているコトがあります。そのひとつは、相手の意識に合った話し方をすること。これは、このブログでも何度も登場する「LABプロファイル®」のテクニックを駆使した話し方・伝え方です。

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注.LABプロファイル®:脳のプログラムに該当するプログラムは、メタプログラムと呼ばれていますが、67個のプログラムがその研究からわかっています。また、文献よっては、メタ・メタ・プログラムというさらに詳細に分けられた研究結果も発表されていて、その数は、なんと!154個にもなります。ロジャー・ベイリーは、これらを日常で実用的に使うためにはという考えで整理を進め、14個のメタプログラムを理解し応用することで、相手のモダリティーやサブモダリティー形成にストレス無く対話を進めることができるようにしました。この、実用的で効果的な知識体系が LABプロファイル® です。 LABプロファイル® は、言葉の魔術を使いこなす、シェリー・ローズ・シャーベイにより、書籍「影響言語で人を動かす」で全世界に発信されています。

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人は、与えられた情報を脳内で処理をしながら理解が進みますが、この処理をするときに「脳内プログラム」を使いながら処理を進めます。しかし、この「脳内プログラム」は、人によって異なっていて、同じ情報を与えているのに、理解がまちまちです。

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2.あなたはどんな「脳内プログラム」を持っていますか?

例えば、コップに水が半分入っている状態を伝えても

と解釈が変わってしまうのです。

 

これは「脳内プログラム」の違いから解釈に差が生じています。

 

『コップに水が半分も入っている。』と解釈する人は、目的志向型といったモノゴトを前向きに捉える「脳内プログラム」の持ち主です。逆に『コップに水が半分しか入っていない。』と解釈する人は、問題回避型といったリスクを避けようとする「脳内プログラム」の持ち主です。

 

このように、ひとによって解釈が異なるとコトから「コップの水」の例の場合、次のように説明をすると、両方のプログラムの持ち主の理解を促すことができます。

 

つまり、目的も達成できるし、問題も起きないというコトを伝えると、両方のプログラムに訴求した説明ができるのです。

 

3.人がモノゴトを理解するプロセス

そのほかにも、人前で”伝える”時、気にかけているコトがあります。

それは、次の3点です。

 

人がモノゴトを理解するには、そのプロセスが重要です。例えば、何かの公式を覚える場合、ダイレクトのその公式を覚えるよりも、その公式がどのような理由や過程で構成されているのかを理解した方が、確実に脳内に残ります。

 

私は、なぜなぜ分析セミナー講師を担当していますが、どうしてもこのセミナーだと、ロジカルシンキングやクリエイティブシンキングのセオリーが中心になってしまいます。もちろん、セオリーだけでも、高いモチベーションを持って問題解決に挑む方は多くいらっしゃいます。しかし、もっと、もっと問題解決モチベーションを高め、よい経験を積ませながら自信を付けるまで教育支援をしなければならないと思っています。

 

そのようなニーズが高い時には~パズルの様なゲームを使って、問題解決に挑ませる!~ことを展開します。もちろん、楽しみながらという要素も大切なので、これも含めています。

 

パズルを通じて、モノゴトの原理原則を考え、原理原則から逸脱する事象を問題と捉え、その問題に集中して問題解決にあたるといった流れです。ゲームの要素もあるため、原理原則思考が身につき、なぜなぜ分析のプロセスも体験できることから、問題解決モチベーションを高めることができます。

 

4.相手のモチベーションを高めて、行動を促す

人に理解を促す時には、相手のモチベーションを上げながら、学習したことに対する興味を芽生えさせなければなりません。『相手に伝わる』とは、これらを含めたことも伝える側として展開しなければならないのです。

 

伝えるとは、相手のモチベーションを高め、行動を促すこと。あなたの説得力と説明力が高まります。相手をその気にさせる一工夫が重要です。

 


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