改革サイクル編 流れ生産:ジャスト・イン・タイム生産(その83)

 

第3部 ジャスト・イン・タイム生産:改革サイクル編

ジャスト・イン・タイムを導入するにはどうすればいいのでしょうか?どのように始め、活動を進めていけばいいのか、実例やワークシートの作成方法などを紹介しながら、具体的に説明します。

 

第1章 改革は6つのステップで行なう

JIT改革は、目標設定から改革の実施、活動後の対策まで6つのステップを踏みながら進めていきます。本章では、その手順と改革の進め方について説明します。

 

【この連載の前回:流れ生産:ジャスト・イン・タイム生産(その82)へのリンク】

 

 

◆ 関連解説『生産マネジメントとは』
 

 

1. JIT改革は6つのステップで進めていく

改革は「改革のサイクルTIPDCA」で進め、このサイクルをスパイラルに繰り返す。

 

(1)改革のサイクルTIPDCA

JIT改革は、以下の手順で行ないます。しかし、実際には、1回の活動で改革が成し遂げられるわけではなく、このサイクルを繰り返すことで、あるべき姿に向かって進んでいくことになります。これを「 改革のサイクル TIPDCA 」 (チップディーシーエー)といいます。

 

 

次回に続きます。

 

【出...

典】古谷誠 著 『会社を強くする ジャスト・イン・タイム生産の実行手順』中経出版発行(筆者のご承諾により連載)

 

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