1. 行動科学: 人が輝くとき
我々人間はこの世に生を受けて産まれてきました。それは素晴らしいことです。さらに人として成長し輝くことを目的として生きています。例えどんなに「自分にそんな輝くものなどない」と思っていても、生きているかぎり輝くことができます。これは特別、ノーベル賞を受賞するような偉大な研究者、有名なプロスポーツ選手、世界一の経営者、アーティストである必要はないのです。各人が持っている魅力を最大限に発揮すればよいのです。ここで大事なことが3つあります。
- (1)これは他人との比較ではないことです。もし、比較するとしたら、それは過去の自分のみです。どれだけ昨日より、一年前より自分が成長したかを見るのです。
- (2)誰がどの分野において輝くのかは決まっています。そしてそれは本当にその人にしかできないことなのです。ビジネスにおいては似た分野で競合することはあります。ですが、その人の仕事やお客様に対するこだわりや伝えたいことなどの細かい点では異なってきます。それがいわゆる差別化です。差別化は無理矢理他者に出来ないことを身につけるのではなく、本当に自分にしかできないことに気づくことからはじまります。
- (3)愛と感謝を与えることです。人は誰かに優しくしてもらった時、親切にしてもらった時「ありがとう」と感謝されます。ありがとうは言った人も、言われた人もとても嬉しいものです。このような関係を自分の周りの人と作ることで人は磨かれ輝いていくのです。
2. 行動科学: 自分が主役
人は周りの人と支え合って生きています。例え集団よりも個人優先の状況に置かれているとしても完全に一人という状況はありません。もしあるとしたら、誰も入らない無人島や山奥の奥地に一人で住むくらいです。そのため、周りの人と協力しながら生活しています。ここで「自分のため」または「他人のため」という議論があります。ここで自分のために他人を傷つけたりすることは、本当の「自分のため」とは言えないでしょう。また他人のために自分を犠牲にして全てをささげることも、本当の「他人のため」とも言えないでしょう。これらの感覚は自己中心的であり、わがままであると言えます。
人間社会において時と場合によっては他人のために動くことはあります。また他人のために動くことが好きな人もいます。ここで重要なのは見た目上他人のために動いていても、自分の軸は決してぶれていないことです。それはどんな状況でも「自分が主役」であることです。自分の世界では常に自分が主役なのです。「他人のために動いている自分」なのです。このように表現すると「見返りを求めてる」「他人のために動く自分って偉い」という意見もでてきそうです。ですが、この考え自体が「他人を主役」にしてしまっているのです。それは他人からの評価で自分が決まってしまうからです。
「自分が主役」とは周りに対してシェア、アウトプット、情報配信などをすることなどです。そこに見返りは求めません。もちろん相手が聞きやすい、理解しやすい表現をします。それが自分を大切にしながら、周りの人と協力関係を築いていくことです。そして本当に自分を幸せにできるのは自分だけなのです。
3. 行動科学: 本気になった時に初めて変わる
「幸せになりたい」とは多くの人が考え、思うでしょう。ですが、その想いはどの程度のものでしょうか。「幸せになりたいけど、そこまで頑張りたくもない」程度のものなのか、「どんな困難があっても、絶対に幸せになる」という強...
私はどん底で苦しんでいた時に、本気で「もうこの生活は嫌だ!絶対幸せになる!」ことを心に誓いました。それは29歳の時でした。そこから少しずつ変わっていきました。この後に出会った人達は今でも私に大きな影響を与えています。そこで自分の意識と目に映る現実、人間関係とコミュニケーション、仕事の向き合い方などを学んでいきました。そこで得られたこと、感じたこと、行動したことなどをこの事例記事では書いています。