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事業会社が留意すべき「広告」における
「表示」の規制について事例を用いて解説!
セミナー趣旨
企業は自社の商品やサービスを宣伝するためにマスメディアを利用した従来型の「広告」に加えてインフルエンサーを利用するなどSNSを駆使した「広告」を活用することが増えてきました。BtoC型の商品やサービスは狙った消費者の元に情報を届けられるようになった反面、ステルスマーケティングなど違法性や妥当性を指摘される可能性がある「広告」も目立っています。
2021年には、ステルスマーケティングが景品表示法違反(優良誤認表示)を問われ消費者庁からメーカーが行政処分を下される第一号の案件も発生しました。また、2021年8月からは薬機法が改正され医薬品等の虚偽、誇大広告に対する課徴金制度が施行されています。
このタイミングだからこそ、「広告」のために何を、どこまで「表示」してよいのか、規制の内容や考え方を理解することが急務です。そこで、本セミナーでは、理解を深めるために多くの事例を紹介しながら、基本的な知識から社内に整備しておく体制まで解説します。
受講対象・レベル
広報部門、経営管理部門、品質部門、法務部門、総務部門、監査部門、コンプライアンス部門、営業管理部門など関連部門のご担当者
セミナープログラム
第1. 商品・サービスの「広告・表示」規制の動向
1.最近の処分事例・規制の動向など
2.「広告・表示」規制を理解するための考え方
3.BtoBでも「広告・表示」規制は問題になる
第2. 商品・サービスの「広告・表示」規制の内容と対策
1.不当な「広告・表示」規制と対策
(1)「広告・表示」に関する規制
① 商品の梱包
② 広告・カタログ・宣伝チラシなどの媒体やSNS
③ 営業トーク
(2)優良誤認表示・不実証広告・有利誤認表示
① 問題とされた表示やキャンペーン事例
② 広告の実証はどこまで必要か
(3)その他誤認されるおそれのある表示(強調表示、打ち消し表示など)
(4)景品表示法以外の表示規制(公正競争規約・消費者契約法・特定商取引法・薬機法など)
2.「広告・表示」規制対策として企業に必要な体制と実務的役割
(1)社内体制の整備と機能
(2)必要な体制の内容~表示管理、実証資料など
(3)従業員に対する教育
第3.「広告・表示」と危機管理
1.行政対応
2.消費者対応
(1)最近の消費者対応事例
(2)違法ではなくとも消費者の不満が溜まる広告・表示例
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
アサミ経営法律事務所 代表弁護士 浅見 隆行 氏
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
- 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
- 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。
- ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
【会場受講の方】
- お申込完了後、メールにて受講票をお送りいたします。
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