ゴム製品開発における試験・同定・解析のポイントについてご説明します!
こちらは2021年11/30に実施したWEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。お申し込み後1週間を視聴期間とし、その間何度でも視聴できます。
※申込後に請求書は郵送でお送りし、セミナー資料(PDF形式)と視聴用URLはEメールでお知らせします。
配信開始日:2022年03月01日(火)
配信終了日:2023年02月28日(火)
セミナー趣旨
ゴムの解析は難しいと考えている方が多いですが、基本を理解することで非常に簡単であることがわかります。ある意味、金属よりもあいまいな条件でも、肝を抑えていれば正解が得られます。抑えるべき基本、V&Vの重要さを含めてご説明します。
はじめに解析の基本であるヤング率の線形領域からできることと、非線形性を正確に表現すること、それらを基本として防振ゴムの開発へ線形ソフトでも応用できること。
さらに耐久性、疲労寿命につながるゴムの製造から変形の正確なひずみを求めるための熱履歴などをご理解いただき、最後に基本に戻りV&Vでの検証の重要さといくら予測精度が上がっても複雑で非常に工数を使っても困るので自動化のヒントをご説明します。
習得できる知識
・ゴムの剛性/ヤング率から非線形性のひずみエネルギー密度関数まで定義可能になります。
・ゴム解析の基本を理解し、予測精度のアップにつながる技術をご理解いただけます。
・応力緩和、振動解析と防振ゴム開発を関連付けて理解できます。
・単純に勘違いしやすいことをご理解いただき、改善能力が向上します。
・ゴムの耐久性を疲労の観点からご理解いただき、予測手法をご理解いただけます。
セミナープログラム
1.FEM解析の基本からゴムの大変形解析
1-1.ヤング率、ポアソン比での解析とゴムの解析の違い
1-2.ヤング率(=6C10、ネオフック)解析でできること
1-3.ひずみエネルギー密度関数の基礎から適用方法
-単軸、二軸測定からひずみエネルギー関数関数定義の方法
1-4.ゴムの解析予測精度を向上する特効薬
2.防振ゴムを例として、開発支援の取り組み方法
2-1.防振ゴム設計法、基本から解析でできること(ばね予測の方法)
2-2.失敗事例と解析の役割
3.ゴム製品を扱う上での熱、振動、粘弾性、耐久性の解析での見方
3-1.ゴムの解析の基本、熱解析
3-2.粘弾性解析のデータ構築方法と適用方法/応力緩和から振動解析まで
-Mullins効果、ペイン効果が精度に及ぼす影響含めて
3-3.ゴムの耐久性予測手法
4.解析の効率化取り組み
4-1.V&Vの重要性
4-2.最近のゴム解析のトピック
-ポアソン比、線形解析ソフトでのゴムの解析を行う方法、
発砲ゴムの解析ポイントと事例
4-3.解析、モデル化/CADの自動化の方法、ノウハウ、考え方
ゴム,FEM,解析,熱,振動,粘弾性,耐久性,V&V,ヤング率,研修,セミナー
セミナー講師
寺子屋 代表 萩本 光広 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
本セミナーは、約3時間30分の講演を収録したアーカイブ配信セミナーです。
【アーカイブを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)本セミナーはアーカイブ配信セミナーとなります。
既に収録済のLIVE配信セミナーをお好きなお時間帯にご視聴いただけます
2)お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
3)お申込み後、閲覧用URLをお送りさせていただき、ご視聴いただきます。
本配信URLの無断転載、第三者への譲渡、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
・セミナー資料はPDFにてお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
申込締日:2023/02/21
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
0:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 機械材料 CAE/シミュレーション申込締日:2023/02/21
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
0:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 機械材料 CAE/シミュレーション関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
弾性限界とは?定義や求め方を応力ひずみ曲線を用いて解説!
【目次】 弾性限界(弾性限度とも呼ばれる)は、材料が外部からの力に対してどのように反応するかを理解する上で重要な概念です。特に応力ひ... -
ロボット工学とは何か?構成技術、学習方法、応用分野、AIとの相乗効果も!
ロボットといえば大昔はSF小説や漫画・アニメ・特撮の世界のものでしたが、現代では社会のさまざまな分野に浸透し、その姿や機能も多種多様なものとなっていま... -
ポアソン比とはどういう意味?求め方やヤング率との関係、活用例を解説
機械装置や構造物などの設計で、構造計算や材料の強度計算をする際に登場する数値のひとつに「ポアソン比」があります。よく使う数値で言葉には馴染みがあり、意... -
「フックの法則」とは?ばね定数の求め方や基礎知識を簡単に解説
ばねは主要な機械要素のひとつで、さまざまな装置や構造物に広く使われています。このばねの性質を示す法則が「フックの法則」です。ばねの性質とフックの法則に...