研究開発部門のマーケティング 実践編
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | マーケティング 事業戦略 技術マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
〜 市場志向の研究開発の具体的実現法 〜
<2日目:「実践編」のみコース>
★ 今やマーケティングは、『企業存続のための必須』の能力です!
★ 研究者が担わなければならないマーケティング機能・役割とそれらを実現・実行するための知識と活動について、包括的かつ具体的に学んでいただきます。
※ このページのセミナーは2日目のみのコースです。
1日目のみ、2日間セットの受講はこちらから。
1日目のみ https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3224
2日間セット https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3223
講師
ベクター・コンサルティング株式会社 代表取締役社長 浪江 一公 先生
*日本工業大学大学院技術経営研究科(教授)
【講師略歴】
大手電機メーカー、アーサー・D・リトル(ジャパン)(株)、等を経て、現在ベクター・コンサルティング(株)代表取締役社長。経営及び技術マネジメントに関するコンサルティングにおいて約30年の経験を有す。日本工業大学大学院技術経営研究科(MOT)教授を兼任。北海道大学工学部、米国コーネル大学経営学大学院(MBA)卒。
著書・訳書に「ステージゲート法 製造業のためのイノベーション・マネジメント」(訳書 原著タイトル「Winning at New Products」)、「プロフィット・ピラミッド超高収益を実現する14のシンプルな法則」(著書) ダイヤモンド社(韓国語及び中国語でも出版)、「エマソン 妥協なき経営」(訳書)ダイヤモンド社、その他共著・共訳、雑誌への寄稿多数。
【専門】
テクノロジー・マネジメント、マーケティング、事業戦略、
高収益を実現するビジネスモデル
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■ はじめに
革新的な製品とは、大きな『顧客』価値を創出する製品であると定義することができます。この大きな『顧客』価値を創出する上で、研究開発部門は社内で最も大きな責務を負っています。
しかし、現状の研究開発部門は心理的にも、経営プロセス・組織的にも顧客や市場から遠いところに位置しており、『顧客』価値を創出するには大きな問題を抱えています。この問題を解決する方法が、研究開発部門をマーケティング志向に変えることです。今やマーケティングは、研究開発部門が備えておかなければならないというレベルの能力ではなく、『企業存続のための必須』の能力です。
本セミナーでは、研究開発部門が担わなければならないマーケティングについて、一日目にマーケティングの基本理論を「基本理論編」として、二日目には、その基本理論を利用して日々研究開発部門においてどうマーケティング活動を実践していくかについて「実践編」として、包括的かつ具体的に学んでいただきます。マーケティングの一般論ではなく、明確に研究開発部門に焦点を当てて、講義を行っていきます。
このページのセミナーは2日目のみのコースですが、セット受講がよりオススメです。
■ 受講対象
・研究者・技術者
・研究企画・技術企画部門に所属する方
・経営企画に所属する方
・商品企画部門に所属する方
■ 本セミナーに参加して修得できること
・研究者・研究開発部門が担うべきマーケティングの基礎理論
・上記内容を実践するための具体的マーケティング活動・知識
プログラム
1.「基本理論編」と「実践編」の関係
2.研究開発におけるマーケティング活動の全体像:研究開発のマーケティング・サイクル
2.1 研究開発のマーケティング・サイクルとは?
2.2 研究開発のマーケティング・サイクル構築の前提
2.2.1 前提1.研究開発のマーケティングの3つの目的の存在
2.2.2 前提2.市場の複雑性と不確実性への対処としての仮説と検証の必要性
2.2.3 前提3.顧客との面会のための提案・情報発信の必要性
2.3 マーケティング・サイクルとステージゲート・プロセスとの関係
3.市場情報まとめ
3.1「市場情報まとめ」とは
3.2「顧客」
3.2.1 マクロ環境変化
3.2.2 市場ニーズ
3.2.3 市場規模推移
3.3 競合
3.3.1 競合製品比較分析
3.3.2 競合企業比較分析
3.3.3 ファイブフォーシーズ分析
3.4 自社
3.4.1 自社『製品』強み・弱み
3.4.2 自社『能力』強み・弱み
3.5 SWOTとの関係
4.製品・事業アイデア創出・定義(修正)
4.1 製品・事業アイデア創出
-製品・事業アイデア創出のための9つのタスク
4.2 製品・事業アイデア定義(修正)
4.2.1『事業』の定義の視点
4.2.2「製品-事業アイデア創出・定義(修正)」のアウトプット・テンプレート例
5.製品・事業アイデア評価資料
5.1「製品・事業アイデア評価資料」の位置付け
5.2 評価項目の全体像
5.3 市場魅力度
5.4 自社適合度
5.5 財務目標の達成度
5.6 リスクと対応策
6.評価
6.1「評価」の位置付け
6.2「評価」と承認・中止の意思決定の3つのステップ
6.3 各ゲート(評価の関門)における評価
7.仮想カタログ/提案書/サンプル
7.1「仮想カタログ/提案書/サンプル」の目的
7.2 仮想カタログの例
7.3「仮想カタログ/提案書/サンプル」の作成
8.その他発信情報作成
8.1 自社技術・周辺技術知識蓄積・拡大モデル:『BIRDS』
8.2 情報発信向けのコンテンツとしての「自社の技術」(富士フイルムの例)
8.3 コア技術設定のプロセスと評価軸
9.情報発信
9.1 様々な情報発信活動の事例
9.2 技術コミュニケーションの体制
10.顧客との面会アポイントメント
10.1 面会アポイントメント取りは難しくない
10.2 顧客との面会のアポイントメントをとるための全体プロセス
11.顧客との面会と情報入手
11.1 顧客との面談に必要とされる活動
11.2 面談参加者の人選
11.3 面談準備
11.4 面談実施の8つの重要ポイント
11.5 面談実施後の作業
11.6 面談の重要な点(面談で完璧はあり得ない、人間性の鍛錬の場、等)
11.7 知財管理について
12.面会個票
-情報蓄積フォーマット
13.その他情報の収集
13.1「その他情報収集」の意味
13.2 9つの情報源
13.3 情報収集における重要なポイント(仮説と検証の重要性、自身の思考による補完、等)
14.最後に