ワークショップを通じて習得する！ 技術・技能伝承の考え方と効率的な進め方 【アフターフォロー付き】

　少子高齢化社会で高い生産性を維持していくには、暗黙知状態の熟練ノウハウをコアノウハウと標準化可能な部分に識別し対応することが重要となります。熟練者には長く在籍しコア部分の付加価値を高めてもらい、若手は標準化されたものを早く習得するような仕組みと作業分担にするのです。 　本セミナーではそのような考え方に従い、技術・技能伝承の現状や課題などを説明しつつ、作業分解という新しい手法を通じて効率的な技術・技能伝承の進め方を解説するとともに、ワークショップを通じて作業分解を実践して頂きます。 ■ 受講対象者： 　技術・技能伝承の推進責任者や推進される熟練者の方 　技術・技能伝承に関して課題があり困っておられる方 　少子高齢化時代のものづくりに関して問題点を感じておられる方 　作業効率向上や生産性向上の手法を探されている方 　その他、技術・技能伝承にご興味がある方ならどなたでも受講可能です。 ■ 必要な予備知識： 　特にございません（技術・技能伝承にご興味のある方は大歓迎です） ■ 本セミナーで習得できること： 　技術・技能伝承に関する知識と進め方を学べる 　作業分解による技術・技能伝承の進め方が習得できる 　動画の撮り方、暗黙知の言語化や見える化についての知識を習得できる 　アフターフォローとして半日程度、受講者の会社に出向き作業分解による技術・技能伝承を無料でサポートします。 　※但し、交通費と材料費などの諸経費のみご負担頂きます。 ■ プログラム 1、技術・技能伝承について 　1)少子高齢化時代のモノづくり課題 　　・ものづくり課題への対応の考え方 　2)技術・技能伝承における課題 　　・誰に伝えるか、何を伝えるか、どうやって伝えるか 　3)技術と技能の定義と関係について 2、技術・技能伝承を取り巻く五つの誤解と対応策 　1)技術・技能伝承取り組みの実態 　2)技術・技能伝承における五つの誤解(思い込み)と対応策 　　誤解1)経験を積めば誰でも技術・技能伝承できる 　　誤解2)熟練者は積極的に支援してくれる 　　誤解3)若手は意欲的にノウハウを吸収する 　　誤解4)伝承の仕組みをつくれば後はうまくいく 　　誤解5)職場は伝承をサポートしてくれる 　3)作業分解による技術・技能伝承 　　・一般的な技術・技能伝承の進め方 　　・作業分解による技術・技能伝承の進め方 　　・製品工程分析との違い 　　・作業分解ワークショップの流れ 　　・作業分解ワークショップの実施例 　　　(アジェンダ、推進体制、レイアウト、成果物) 3、作業分解による技術・技能伝承事例 　1)作業分解による技術・技能伝承支援一覧 　2)ゴム製品製造のビデオマニュアル作成事例 　3)化学プラント・ＤＣＳ作業の作業標準化と自動化推進事例 　4)中小企業への技術・技能伝承事例 　5)（ご参考）ICTを活用した技術・技能伝承事例 4、作業分解による技術・技能伝承の進め方 　1)作業分解ワークショップ 　　・ワークショップテーマの説明 　　・ワークショップ(工程の決定・要素作業を抽出・全体の流れ整理) 　　・テーマに応じた重要作業の特定 　2)作業分解の留意点 　　・進め方のルール 　　・重要作業の選定基準の決め方 　　・どこまで分解するか 　3)動画の効果的な撮り方 　　・作業動画の効果的な撮り方 　　・動画撮影準備・撮影・編集時の留意点 　4)暗黙知の言語化について 　　・暗黙知の言語化の考え方 　　・暗黙知の言語化時の文章表現 　5)見える化の手法と特徴 　　・見える化手法と特徴 　　・手順書や作業マニュアルの整備例 5、おわりに 　・アフターフォローについて ◆受講料　1名46,440円(税込（消費税8％）、資料・昼食付) 　＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円