トライボロジーの基礎と摩擦制御・摩耗低減技術の最新動向およびAI・機械学習の活用
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 機械技術一般 機械材料 機械学習・ディープラーニング |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能) |
~複雑なトライボロジー現象をわかりやすく解説~
~DLC膜・潤滑油中添加剤・摩擦の能動的制御手法などの最新動向~
機械システムの変遷と求められるトライボロジー技術、DLC膜や、変形表面を用いた能動的摩擦制御手法などの摩擦制御・摩耗低減技術、トライボロジー分野へのAI・機械学習の活用など、トライボロジー研究の最新動向を解説します。
セミナー講師
専門:トライボロジー、表面科学
【略歴】
2010年 日本ガイシ株式会社 (2012年9月に退職)
2014年 トロント大学 滞在博士
2016年 名古屋大学 大学院工学研究科 機械理工学専攻 博士後期課程 修了
2016年 名古屋大学 大学院工学研究科 機械理工学専攻 助教
2022年 東北大学 大学院工学研究科 機械機能創成専攻 准教授
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:39,600円 ( E-Mail案内登録価格 37,620円 )
※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。
※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
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配布資料
- PDFテキスト(印刷可)
セミナー趣旨
本講演では産業側からの参加者に、複雑なトライボロジー現象をわかりやすく理解いただき、かつ、最新のトライボロジー研究の動向を知っていただくことを一つの目的としています。ここでは、近年注目を集めているDLC膜(ダイヤモンドライクカーボン)や潤滑油中添加剤に関する研究動向もご紹介いたします。
第二に、AI・機械学習のトライボロジー分野における最新動向をご紹介いたします。近年、様々な産業・研究分野で機械学習が活用されており、注目はますます高まっております。そこで先ずは、AI・機械学習の基礎を解説いたします。トライボロジー分野においては機械学習の活用が進んでおりませんでした。そこで、トライボロジー分野における機械学習活用の難しさなどを次にご紹介いたします。一方で近年は、徐々にトライボロジー分野においても機械学習の活用事例が見られ始めており、これらの最新研究動向を解説します。最後に、実際にトライボロジー研究に機械学習の技術を導入した講演者の知見から,機械学習の活用において気を付けるべき点などを解説させていただきます。
受講対象・レベル
・摩擦・摩耗に起因する何かの技術的トラブルを抱えている方。
・トライボロジー分野におけるAI・機械学習活用に興味のある方。
・包括的にトライボロジー分野の知見を得たい方。
・基礎の基礎から解説いたしますので,予備知識なくご参加いただけます。
習得できる知識
・トライボロジーに関する基礎知識
・摩擦、摩耗に関する最新研究動向
・潤滑油および添加剤に関する最新研究動向
・DLC膜のトライボロジー特性に関する基礎知識
・摩擦の能動的制御に関する最新研究動向
・AI・機械学習に関する基礎知識(トライボロジー研究への応用を見据えて)
・トライボロジー分野における機械学習の活用事例
セミナープログラム
1.摩擦・摩耗に関するトライボロジー分野とは
1.1 トライボロジーの歴史的背景
1.2 トライボロジー技術開発の難しさ
1.3 産業におけるトライボロジー技術開発の重要性
2.トライボロジーの基礎
2.1 摩擦の基礎
2.1.1 低摩擦技術に関する最新研究動向
2.2 摩耗の基礎
2.2.1 摩耗研究に関する最新研究動向
2.3 機械潤滑油の基礎
2.3.1 機械潤滑油と添加剤に関する最新研究動向
3.現在起きつつある機械システムの変遷と求められるトライボロジー技術
4.DLC膜(ダイヤモンドライクカーボン)のトライボロジー特性に関する基礎知識
4.1 DLC膜の超低摩擦現象
4.2 DLC膜の摩耗に関する最新研究動向
5.摩擦の能動的制御に関する最新研究動向
5.1 変形表面を用いた能動的摩擦制御手法の最新研究動向
6.AI・機械学習の基礎(トライボロジーへの応用を見据えて)
6.1 深層学習の基礎(トライボロジーへの応用を見据えて)
6.2 メンテンナンストライボロジー分野における機械学習の応用事例
6.3 機械学習とトライボ制御システムの協調による摩擦安定化・制御技術への展開
6.4 深層学習による摩擦面画像からの摩擦推定技術紹介
□質疑応答□