プレイヤーになる 新規ロボット事業開発 オンデマンド&レクチャー

本講座は、「日本ロボットビジネス体系講座」※を再構築したもので、ロボットを活用して新たに事業を考えている方向けのセミナーです。
学習ビデオとレクチャーで構成され、多くの事例を中心にロボットビジネスを理解できる内容になっています。

ロボットビジネスは現在普及の段階にきており、工場や物流をはじめ、外食、小売り、建設、農業、医療、家庭、教育、リハビリ、介護など、数多くの分野、さまざまな用途に活用され始めています。
そして、協働ロボットやサービスロボットの市場規模は産業用ロボットを追い抜く勢いで今後の成長が期待されています。

ロボットが社会に普及し、活用がさらに進めば、国内外での競争はより激しくなり、当然収益性が問われる段階(いかにスケールアップさせるか)に入っていきます。
海外製ロボットに負けないロボットを開発し、ビジネスとして活用していくにはどうしていけばいいのか。 
本講座では、今後一層加速する「ロボットならではの特別で劇的な新しい価値」の創出に必要な具体的なアプローチ方法や新規事業を進める上での資金調達手段、商品化における気を付けるべきポイントなど、実務に直結する事項について学習ビデオとレクチャー(オンラインは要相談)を通じて学ぶことができます。

※2014年10月から2021年9月まで7年・85回開講したロボットビジネスの新たなプレイヤーになるための講座。
メーカー(ハードウエア、ソフトウエア)から金融、商社、建設、小売り、IT、スタートアップまで、約250社の幅広い業態業種の方々が受講し、受講をきっかけにロボットの事業を立ち上げたり、事業化の準備やロボットの開発、導入に乗り出す新たなプレイヤーが数多く誕生してきました。

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    ロボットを活用し、どうすれば新たなビジネスとして成り立たせることができるのか。 
    長年ロボットビジネスに携わり、実務を通じて考え、実践・経験してきた様々な知見をフル動員して、新規事業としてのロボットビジネスを大局的かつ体系的に解説します。 

    ロボットビジネスに関心はあるのだけど、どの分野から始めるか悩んでいる、これからロボットビジネスを新規事業としてはじめたい、今までロボットビジネスに携わってきたが収益に結びついてこない、そんなロボットビジネスに関わるすべての方々が自分の現在地を確認し、目指すべきロボットビジネスの方向性を深く理解することで、次のステップにつながるヒントを得ることができることと思います。


    1.オンデマンド(学習ビデオ) ※映像閲覧はURL送付から10日間
    時間:148分 
    基礎編(3回:37分)  13分、15分、9分
    実践編(6回:111分) 19分、12分、19分、23分、26分、12分

    2.レクチャー ※お申し込みの際、ご希望の日程を備考欄に記載ください。
    時間:4時間(レクチャー+ディスカッション)
    実務編(1.なにから手をつけていけばいいのか  2.プレイヤーになる 新規ロボット事業開発)
    ※1日での集中講座(1回完結)。連続した講座ではありません。
    ※レクチャー終了後、個別相談にも応じます。オンラインレクチャーについてはご相談ください。

    受講対象・レベル

    ・ロボットを活用して新たに事業を考えている方
    ・ロボットビジネスを自社のビジネスに取り込みたい経営者や管理職の方
    ・技術は理解しているがビジネスや業務にロボットやドローンをどう活用していくか悩んでいる技術者の方
    ・コロナ禍を機に新規ビジネスや副業、学び直しを模索されている方、文系の方
    ・ロボットビジネス全般(国内外の動向、安全性確保、事例など)を網羅的に把握したい方
    ・ネットやTVニュースの断片的な情報ではなく、ロボットビジネスを体系的に学びたい方 など

    必要な予備知識

    特になし(ロボットビジネスに関心があればよし)

    習得できる知識

    サービスロボットや協働ロボットを中心に業務用ロボットを活用して無人化、自動化、遠隔化を行うロボットビジネスについて学ぶことができます。

    本講座では、ロボットを「自ら考え動くモノ」と広義にとらえ、ドローンや自動運転車、AI、遠隔(半自動)、バーチャル(シミュレーション、デジタルツイン、XR)などのロボット関連技術も含め、取り扱っています。

    ・ロボットビジネスに関する共通認識
    ・自分(達)の現在地の確認
    ・目指すべき方向性の考察
    ・新たな価値を提供するためのマインドの醸成
    ・ロボットを活用した新規事業の具体的な取組みのヒント など

    セミナープログラム

    1. オンデマンド(学習ビデオ)

    Ⅰ基礎編

    1. 我々は今時代のどこにいるのか、どこへ向かおうとしているのか
      1. レベル合わせ  
      2. ロボットの分類、種類、領域、定義
    2. 時代の変わり目  
      1. 新しい価値を提供する  
      2. ソフトウエアとハードウエアの交差点
      3. 先進技術動向予測の捉え方
      4. 時間軸で考える
      5. 今できることと将来できそうなことの境界線
      6. AIとロボットの融合
      7. 知性の再現
    3. グラン☆ロボティック  
      1. テクノロジーの顧客への価値提供
      2. スマートからロボティックへ
      3. 物理的行動を伴うリアル社会のサービス  
      4. グラン☆ロボティック ~ヒトと機械と社会との劇的関係性~
      5. Society 5.0の先  ~ワレラの時代 誰もがよりクリエイティブで心躍る時間を生きる~

    Ⅱ実践編

    1. 現状を知る
      1. 子細なことの難しさ  
         1.2 産業用ロボットと協働ロボット(主な相違)
         1.3 ロボットを活用したサプライチェーンの変革
         1.4 協働ロボットの課題、価値
         1.5 SIerの見分け方
    2. 国内外のロボット関連施策
       2.1 国内(市場規模予測、政策など)
      1. 海外(中国、米国、欧州)
      2. 中国製ロボットとの付き合い方
    3. 安全性の確保
      ①プライバシーと信頼
       3.1 EU一般データ保護規則
      1. 改正個人情報保護法
      2. スマートホームは信頼が大事
      3. データ収集管理(iRobot、Amazonなど)
      4. パブリック・アクセプタンス(社会的受容性) ~心理・倫理、ジェンダーバイアス、バーチャルヒューマン~
      5. 子供への影響
        ②法規・規格・保険・リテラシー
         3.6 本質安全と機能安全
         3.7 ロボットもケガをしないように
         3.8 産業用ロボットの安全性確保
         3.9 ロボットの規格(ISO、JIS、CEマークなど)
         3.10 リスクアセスメント
         3.11 サービスロボットの安全性確保
         3.12 防塵・防水・防爆・耐衝撃
         3.13 食品の安全
         3.14 試験評価・適合性評価・安全認証
        ③サイバーリスク/セキュリティ・損害保険・リテラシー
         3.15 サイバーリスク
      6. サイバーセキュリティ
      7. 損害保険 ~ロボットやドローン、自動運転車、サイバーセキュリティなどの先進技術の保険~
      8. 多層安全 ~安全パッケージで考える~
      9. ロボティック リテラシー
    4. 新規ロボット事業開発
      ①事業スタート
       4.1 ロボット開発の企画から製品化までの流れ
       4.2 特許出願
      1. スタートアップ・エコシステム
      2. オープンイノベーション
      3. 実証実験
      4. 神奈川県での実証実験
      5. 試験場(国、自治体)
      6. 展示会(国内、海外、バーチャル)
      7. スマートシティ(国内、海外)
        ②商品化
      8. ロボットの販売方法・販売手段、販路開拓
      9. ライフスタイル、ワークスタイル提案
      10. サポート
      11. メンテナンス
      12. カスタマーサクセス(CS)
      13. 導入支援
         4.16 認定・トレーニング
         4.17 ユーザーコミュニティ
         4.18 SDK/API
         4.19 オープンソース

    2. レクチャー

    Ⅲ実務編

    1. 何から手を付けていけばいいのか
      1. ロボット導入を阻むもの ~すべてをロボット化する必要はない~
        (なぜ ロボットなのか、なぜロボットを導入する必要があるのか、ロボットならではの用途とは何か、最適な解決方法・手段は何なのか)
      2. ロボットを使う意義(ロボット活用を考えるヒント)
      3. ロボットが得意なこと
      4. データ入出力デバイスとしてのロボット(データ活用例)
      5. 導入障壁を減らす
      6. ロボットが活躍できる条件
      7. ロボット導入に適した分野、今後期待される分野・動向
    2. プレイヤーになる 新規ロボット事業開発
      1. 社内組織改革・社内説得方法
      2. ロボットビジネスの位置づけ・進め方
        (ロボットを中核とした組織、プロジェクトの行方・承継)
      3. 企画・開発から製品化(コンセプトの明確化、プロダクトの優位性)
      4. アプローチ方法(革新的アプローチ、漸進的アプローチ)
      5. 工程ごとにロボットを活用する
      6. 機能アップデート
      7. データの活用、販売
      8. 外部連携・オープン化
      9. 資金調達方法(補助金・助成金、獲得のポイント) など
    3. ディスカッション

    セミナー講師

    小林賢一  氏
    NPO法人ロボティック普及促進センター 理事長
    株式会社ロボットメディア 代表取締役

    セミナー受講料

    44,000円(税込)/人

    ※本セミナーにおいて、請求書は原則発行しておりません。また、発行には手数料別途かかります。詳しくはこちらをご確認ください。

    受講にあたって

    ※実施2週間前までに日程を調整。受講7日前までに受講料をお振込みください。入金確認後、映像閲覧URLや資料等をお送りします。
    ※会社の経理処理上、事前振込が難しい場合や請求書受領が必要な際は御社手続きに沿った取り扱いも可能です。その旨、お知らせください。なお、請求書発行の場合は手数料が別途かかります。また、受講後1ヶ月以内にお振込みをお願いします。
    ※請求書発行の場合を除き、領収書は講座当日にお渡しします。また、受講終了証が必要な方はお知らせください。
    ※シンクタンク、コンサルティング職などの方からの申し込みはお断りする場合があります。
    ※会場の詳細は入金確認後別途案内します。応募申し込み人数によって別会議室を用意するか、企業内での講座実施も承ります


    講師のプロフィール

    開発に行き詰まったとき、図解の力で解決の方向を示します

    古謝 秀明

    こしゃ ひであき / 神奈川県 / USITものづくり技術サポート

     

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時

    オンデマンド

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込(原則、請求書は発行されません)

    開催場所

    千葉県

    主催者

    キーワード

    メカトロ・ロボティクス   安全規格   事業戦略

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時

    オンデマンド

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込(原則、請求書は発行されません)

    開催場所

    千葉県

    主催者

    キーワード

    メカトロ・ロボティクス   安全規格   事業戦略

    関連記事

    もっと見る