覇権争いがし烈なエネルギービジネスの未来を読み解くための情報収集・利活用ノウハウ

〜2030年のエネルギービジネスの注目市場・テクノロジー、そして勝ち筋〜 

開催日:2024年 5月15日(水)

セミナー趣旨

早いもので、2024年度に突入しました。世界情勢も国内情勢も引き続き、不透明な状況が続いていますが、確実に時は進み、時代は変化していきます。世界各地で新たなビジネスが誕生し、注目すべき事象が数多く登場してきています。特に注目しておきたいのが、今回取り上げるエネルギービジネスです。環境関連ビジネスも含め、間違いなく日本いや世界トップといっても過言ではない成長産業の筆頭格です。

そこで今回は、この広大なビジネスチャンスのスペースが広がっているエネルギービジネスを大々的に取り上げてお届けいたします。日本の国家戦略も世界の国家戦略もエネルギー領域を成長ビジネスにつなげるために躍起になっています。直近の世界の急成長企業ランキングを見ていても、そして投資家の熱い支持を集めるスタートアップを見ていても、エネルギービジネスにおいてうまく「隙間」「課題」を見つけた企業がその名を連ねています。皆様の所属されている業界がどの業界かに関係なく、この巨大な成長ビジネスにどう関与していけるか、は考えておかねばならない重要なテーマだと思います。

講師が勤務する日本能率協会 MDB(マーケティング・データ・バンク)には、エネルギービジネスに関する多種多様な調査相談が寄せられています。ありがたいことに、私のところにも、意外な企業からエネルギービジネスにおいて今後有望な分野を解説して欲しい、といったご相談を随分と頂戴しています。今回のセミナーでは、未来の狙い目を想起すべく、エネルギービジネスにおける国内外の注目市場、注目テクノロジー、そして私が注目している未来の主役となる可能性を秘めた企業も出来る限りご紹介したいと考えています。有力投資家や世界を動かす企業の動き等をウオッチしていても、エネルギービジネスの覇権争いはし烈です。大企業からスタートアップに至るまで、新たなビジネス探索活動に虎視眈々です。もはや異種格闘技戦の様相すら呈しています。

特定のビジネスについて、知見を得るためには、より「視野」を拡げ、「視点」を変え、ビジネスチャンスをつかみ取る必要があります。5年後10年後何が起こりそうかを想起しながら、未来の成長ビジネスと自社との相関性を探っていく。そのために「情報収集・活用力」は欠かすことのできないビジネススキルです。長年に渡り、数多くの企業において、情報収集・利活用ノウハウを基軸に多くの企業や公的機関の「未来探索活動」を支援している講師が、エネルギービジネス展開を意識した情報収集活用ノウハウや、今後注目すべき重要なビジネストレンドを解説いたします。

エネルギービジネスに注目している皆様、ICT関連のお客様はもちろんですが、新規事業責任者/担当者、そして未来探索等に携わる経営者、マネジャー、戦略立案担当者、R&D部門担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。

講義のポイント
・今回は、成長産業の中でも大本命である「エネルギービジネス」にフォーカスを当てて、未来のビジネスにおける「勝ち筋」を検討していきます。
・SSKセミナーでもエネルギー関連セミナーが数多く開催されている通り、エネルギービジネスは世界/日本の視点、大企業/スタートアップの視点、どこから見ても未来の成長産業の本命です。
・講師の所属先である日本能率協会マーケティング・データ・バンク(MDB)にも、この大注目の「エネルギービジネス」について、数多くの調査依頼が日々寄せられています。そして顧客の狙い目は実に様々です。
・投資家の注目トレンドを見ていても、エネルギービジネスへの熱視線、そして意外な投資先等々、この巨大ビジネスの未来にはやはり注目せざるを得ません。
・今回は、この大注目のエネルギービジネスにおける未来の注目市場、注目テクノロジー、私が注目しているエネルギー領域における世界そして日本の注目企業なども数多くご紹介いたします。
・浮かび上がるこれからの課題を想起しながら、既存事業の拡大そして、新規事業創出につながる話題を、視点を拡げながらお届けいたします。
・そしてエネルギービジネスを考える上で、今後組合せで想起しておきたい「異業種・他分野」との融合の可能性も探ってみたいと思います(詳しくは当日に)。
・エネルギービジネスの未来を考える上で大切なことは、社会の変化やテクノロジーの進化を予見し、「未来の絵姿」を自ら描いていくことです。
・意外に学ぶ機会がない「ビジネスで成功するための情報収集手法」についても、エネルギー領域をはじめ見ておくべき情報源の解説も含め、最新情報満載でお届けいたします。
・もちろん、生成AI関連サービスを活用した情報収集・活用手法についても最新情報を解説いたします。

セミナープログラム

1.未来を見据える上で重要な最新注目調査トレンド
 ・2023年度の注目調査トレンドを振り返る〜やはりエネルギービジネスが…  
 ・2024年以降の注目テーマとは…
 ・順当な傾向そして意外な傾向とは…未来を読むための視点  
 ・エネルギービジネスにおける必見ポイントのご紹介
 ・2030年2040年の注目ビジネスキーワードとは…
2. エネルギービジネス攻略のためのビジネス情報収集手法
 ・一次情報と二次情報の重要性を知る  
 ・情報収集には意外に学ぶ機会がない確固たるセオリーが存在する
 ・情報収集で使える情報源の種類と特徴(文献・Web・データベースetc)  
 ・生成AIの活用ポイント
 ・BtoB、BtoC、BtoBtoC、製造業、サービス業それぞれの視点  
 ・エネルギービジネスを理解するためのコツ
3.情報収集ケーススタディ〜情報収集・活用の視点
 ・グリーン&デジタル領域  ・再生可能エネルギー領域  ・気候テック  ・災害対策関連ビジネス  
 ・ヘルスケア&長寿対応分野  ・モビリティ&スマートシティ分野  ・エネルギービジネスに影響を与える産業ピックアップ
4.エネルギービジネスにおける注目市場、注目技術、注目企業
 ・国内外の国策に見る注目ポイント  
 ・国内外の調査会社視点で見る注目ポイント  
 ・話題のテクノロジー解説…私が特に注目するのは…
 ・やはりこのテクノロジーの進化のスピードが未来を決めていく  
 ・エネルギー不足という未来を解消するための狙い目
 ・エネルギービジネスを軸に拡がる新たな市場領域とは…  
 ・未来のために知っておきたい国内外の注目企業一挙紹介
 ・あるランキングデータで受けた衝撃…未来のエネルギービジネスの予感とは
5.10年後を見据える視点の育て方
 ・多忙なビジネスパーソンもこれだけは押さえておきたい「流れ」  
 ・需要と供給のギャップ探索のススメ  
 ・未来の進化を「螺旋状」で考えてみる
 ・ビジネスを変化させるトリガーとは  
 ・情報を結びつけて「次」を考え、さらにその「次」を妄想する
 ・投資家の動きを知る、投資家の信頼を得ている企業を知る!今最も注目すべきは…  
 ・エネルギービジネス同様、連鎖で知っておきたい注目有望ビジネス
6.エネルギービジネスを読み解くための最新ビジネス情報源のご紹介
 ・新規事業責任者/担当者が今最も読んでおきたい必読書  
 ・定点観測情報源  
 ・必見のテック系サイトとは  
 ・バリューが高いお勧め会員制メルマガ、会員制ニュースソース  
 ・新規事業担当者向け国内・海外のWebサイト、商用データベース、ニュースアプリ
 ・国内、海外の注目データベース、URL、YouTube等

セミナー講師

(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部 エグゼクティブ・フェロー
菊池 健司(きくち けんじ) 氏

1990年 日本能率協会総合研究所入社、マーケティング・データ・バンク(MDB)配属。外資系金融機関での勤務を経て、現在に至る。MDBは、2024年3月現在、約2,000社の会員企業を有する日本最大級のビジネス情報提供機関。民間企業、官公庁、独立行政法人、大学、自治体等からの要請に応じ、公開情報を中心とした情報提供業務に長年携わる。現在は、リサーチ力を基盤とした企業の未来戦略・新規事業策定の支援を中心に、情報収集・活用手法のセミナー・研修、未来予測・未来ライフスタイル、特定ビジネスに関する将来トレンド解説、未来人材育成(役員研修〜新人研修まで広く)等を実施しており、日々顧客の未来づくりに伴走している。2021年6月より、ラジオNIKKEI「ソウミラ〜相対的未来情報発信番組」(毎週木曜日12:00〜)にレギュラー出演中。(URL: http://www.radionikkei.jp/soumira/)2023年10月より、FM軽井沢「軽井沢ラジオ大学〜菊池健司の5min.グローバル経営学」(毎週月〜金19:53〜)に出演中。(URL: https://www.karuizawaradio.university/bn-5min.html

主な講師歴は、【MDB会員向けセミナー】MDB情報活用力養成講座(スタートアップから紐解くビジネスの未来、未来を読む視点、5年後10年後のビジネスチャンス、新規事業リーダーのために情報収集活用手法等)、「未来を見据えるための情報収集手法と発想法」「新規事業・新商品開発における情報収集手法」他多数。【業界団体】機能性フィルム研究会、日本製薬情報協議会、九州経済調査協会、日本私立大学連盟、ビジネス支援図書館協議会、専門図書館協議会、情報科学技術協会他。【その他】日経ビジネス、日本経済新聞社、東洋経済新報社、日本能率協会、日本能率協会マネジメントセンター、新社会システム総合研究所、R&D支援センター、技術情報協会、東京都新サービス創出スクール、静岡市産学交流センター他多数。著書・論文に 「今週の読まぬは損」(日本能率協会マネジメントセンター J.H.倶楽部連載中)(URL: https://jhclub.jmam.co.jp/series/index.html)「未来予測による研究開発テーマの決め方」「SDGsの経営・事業戦略への導入と研究開発テーマの発掘、進め方」(技術情報協会)「Learning Design」(日本能率協会マネジメントセンター)※書籍に学ぶビジネストレンド「Think!別冊 サステナビリティ経営が切り拓く日本の未来」(東洋経済新報社)他多数。

セミナー受講料

1名につき 34,100円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 3時間45分 テキストデータ(PDF形式)つき

■セミナーオンデマンドについて
<1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ
   Vimeoの視聴用URL・PASSと資料(PDFデータ)をお送り致します。
<2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

34,100円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

環境負荷抑制技術   事業戦略

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