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セミナー趣旨
電気自動車(EV)の車載電源として、メインバッテリーを充電する車載普通充電器や、車載補機用充電器に用いられている種々の電源方式について、これらの利点や欠点を解説します。さらに、IEEEや国際学会等における電源技術の動向も紹介します。また、テスラモデル3の車載充電器をはじめとして、市販のEVに搭載されている電源の特徴を説明します。加えて、48Vマイルドハイブリッド車や車載太陽光発電に搭載されている電源についても紹介します。
セミナープログラム
1. 車載充電器に用いられる電源方式の基本
1.1 フォワードコンバータとフルブリッジコンバータの利点と欠点
1.2 LLCコンバータとCLLLCコンバータの利点と欠点
1.3 DAB(Dual Active Bridge)コンバータの利点と欠点
2. テスラモデル3のオンボードチャージャー
2.1 SiCを用いたトーテムポール形PFC回路
2.2 3相式LLCコンバータ
2.3 シミュレータによる損失解析結果
2.4 テスラモデル3の車載補機用電源
3. その他の国内外の車載充電器の工夫
3.1 DS 3 CROSSBACK E-TENSE
3.2 日産SAKURA
3.3 NIO ES8
3.4 日産アリア
4. メーカー,IEEEや国際学会における車載充電器の動向
4.1 車載普通充電器の動向
4.2 車載補機用電源の動向
4.3 電源機器の一体化
4.4 多出力絶縁形電流共振コンバータと降圧形コンバータを組み合わせた
双方向車載充電器
5. 48V/12VDC-DCコンバータ
5.1 カップルドインダクタコンバータ
5.2 BOSCHの48V/12VDC-DC電源の構造(旧型)
5.3 BOSCHの48V/12VDC-DCの構造(新型)
5.4 リョーサンの48V/12VDC-DCコンバータ
5.5 マツダCX30の24V/12VDC-DCコンバータ
5.6 効率98.4%を達成するZVS補助回路(DENSOとの共同研究成果)
5.7 48V/12V超小型電圧変換器(ロームとの共同研究成果)
6. 車載太陽光発電システム
6.1 既存の充電システム例
6.2 分散発電方式(日産自動車との共同研究成果)
※講演内容の変更は、本HPで更新いたします。
セミナー講師
西嶋 仁浩 氏 崇城大学 情報学部 情報学科 教授
略歴
2002年3月に崇城大学大学院工学研究科博士後期課程エネルギーエレクトロニクス専攻を修了し、崇城大学嘱託教務職員を経て、2003年4月より大分大学の助手、2007年より助教。2018年4月より崇城大学 准教授。2024年4月より教授として現在に至る。
スイッチング電源回路の小型高効率化、バッテリー電圧の均等化回路の研究に従事し、複数の企業との共同研究を行っている。博士(工学)。
『電子情報通信学会 電子通信エネルギー技術研究専門委員会 委員』
『電気学会 電動モビリティーとエネルギーシステムの統合に関する調査専門委員会 委員』
『日本パワーエレクトロニクス協会 次世代スイッチング方式電源産学委員会 幹事』
セミナー受講料
46,200円 (Eメール案内希望価格:1名39,600円,2名46,200円,3名67,100円)
※資料付
※Eメール案内を希望されない方は、「46,200円×ご参加人数」の受講料です。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様46,200円から
★1名で申込の場合、39,600円
★2名同時申込の場合は、2名様で46,200円(2人目無料)
★3名同時申込の場合は、3名様で67,100円
★4名以上同時申込の場合は、ご参加者数×19,800円
※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
受講について
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46,200円(税込)/人
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開催場所
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主催者
キーワード
自動車技術 機械技術一般 環境負荷抑制技術一般
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