特許明細書の書き方・読み方 ~初めて学ぶ方向け~

・対面・座学で学ぶ特許明細書:どう読み、どう書けばよいのか?

セミナー趣旨

  本セミナーでは特許明細書の読み方・書き方を解説します。主に体系的に学んだことの無い方を対象とし、各留意点に配慮しつつ基礎から丁寧に、また各所で具体的な明細書を例示しながら説明を進めていきます。
  本セミナーを受講すれば、平易な明細書であれば、弁理士の力を借りずに自社内で作成できるようになるでしょう。

受講対象・レベル

・特許明細書をチェックする業務に当たる方
・特許や特許明細書についての基礎知識を得たい研究者・技術者(発明者)の方
・特許明細書を書く立場の方、今後そうなる方 等

必要な予備知識

特許や発明に対しての予備知識は問いません。

セミナープログラム

1.特許明細書の基礎
 ・特許とは何か? 発明とは何か?
 ・何が発明なのか?
 ・新規性とは何か?
 ・そもそも特許明細書とは?
2.特許明細書の読み方
 ・特許明細書には何が書かれているのか?
 ・特許明細書に書かれた文章の特殊性
 ・一般に読みやすく美しいとされている日本語との違い、とその理由
 ・どのような文章がよいのか
 ・特許明細書の「読み方」、その極意
   ・記載項目ごとの読みのポイント
 ・特許請求の範囲:権利範囲、についての留意点
 ・何が記載されているか?
   ・どのような書き方が理想か?
3.特許明細書の書き方:各項目の特徴と記載上の留意点
 ・【発明の名称】
 ・【産業上の利用分野】
 ・【従来技術:背景技術】
 ・【発明が解決しようとする課題】
 ・【発明の効果】
 ・【課題を解決するための手段】
 ・【発明の実施の形態】
 ・請求項の「書き方」についてのポイント
   ・どのような書き方がよいのか
   ・どんな言葉を使うのがよいのか?
   ・不適切な言葉・使ってはならない言葉は?
 ・明細書作成、一番の上達法は?
4.特許明細書を巡るその他の留意点
 ・特許という戦い:ローマ戦史に学ぶ
   ・結局何をすれば勝利できるのか
 ・特許庁審査官はどこを見ているのか?
 ・均等論とは何か?
 ・化学分野に特徴的な数値限定発明の要点
<質疑応答・名刺交換・個別相談>


※各所で、具体的な明細書を例示しながら解説します。
※解説の順序は、受講者の要望に応じて前後することもあります。


※途中、小休憩を挟みます。

セミナー講師

 弁理士法人 来知国際特許事務所 弁理士  宇高 克己 氏

■ご略歴
1970年 東京工業大学 応用化学科 卒業
1972年 東京工業大学大学院 修士課程 高分子工学科 修了
1973年 浜特許事務所入所
1974年 弁理士試験合格
1977年 宇高国際特許事務所(現:弁理士法人来知国際特許事務所)開設
2024年 現在に至る
・専門分野は化学と機械
・知的財産の水先案内人
・大企業~ベンチャー企業問わず幅広く支援
・「こんなアイディアは大した発明ではない…」を特許取得に導くのが仕事

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 感染拡大防止対策にご協力下さい。
  • セミナー会場での現金支払いを休止しております。
  • 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
  • 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
  • 希望者は講師との名刺交換が可能です。
  • 録音・録画行為は固くお断り致します。
  • 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
  • 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
    場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

知的財産マネジメント一般

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,800円(税込)/人

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※銀行振込、コンビニ払い

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キーワード

知的財産マネジメント一般

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