地政学からみたカーボンニュートラルへの戦略
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 事業戦略 政策・行政 環境負荷抑制技術 |
開催エリア | 全国 |
経済産業省の戦略を踏まえた中長期戦略を提示する~再エネでエネルギー・セキュリティはどう変わる~
開催日:2023年02月15日
セミナー講師
一般財団法人エネルギー総合工学研究所研究顧問工学博士小野崎 正樹 氏
1975年、早稲田大学大学院化学工学専修修士課程修了後、千代田化工建設入社。1980年から1981年まで米国ウェストバージニア大学留学。2000年に(一財)エネルギー総合工学研究所に移籍し、化石燃料グループの部長、研究所の理事として、日本のエネルギー技術戦略策定、化石燃料の利用技術やCCUSの検討に従事。現在、同研究所、研究顧問。経済産業省資源エネルギー庁の各種委員会委員歴任。「図解でわかるカーボンニュートラル」(共著)など著書多数。博士(工学、九州大学)、米国PE。
セミナー受講料
1名:33,780円(税込)2名以降:28,780円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
我が国のエネルギーは海外に依存し、エネルギーセキュリティーに不安があることは、ロシアのウクライナ侵攻を見るまでもなく明らかである。経済産業省の戦略を踏まえて、カーボンニュートラルに向かう社会にあって、地政学的見地から、日本の中長期戦略を提案する。
セミナープログラム
1.地政学とはなにか (1)地政学の歴史 ・ランドパワーとシーパワーの争い (2)地政学の視点 ・世界地図を逆さに見ると世の中の見方が変わる ・リムランドが争点2.地政学とエネルギー (1)エネルギーの輸送とチョークポイント ・中東からの原油輸送だけではない ・一帯一路 (2)天然ガスパイプラインとLNG ・どちらを選ぶのがよいのか3.METIなどのエネルギーセキュリティーの検討 (1)エネルギーセキュリティーの指標に何を選ぶか (2)各国の評価 日本の位置づけは4.再エネによるカーボンニュートラル (1)世界の再エネのポテンシャル ・カーボンニュートラルに必要な再エネがあるのか (2)豪州の再エネプロジェクト ・多くのプロジェクトが計画されている (3)グリーン水素は作れるのか ・アフリカ、中近東、北米、豪州に巨大なポテンシャル (4)エネルギーキャリアは何がよいのか ・液体水素、アンモニア、LNG、メタノールなど (5)国際エネルギーシステムのイメージ ・2050年の絵姿5.エネルギー安全保障の評価 (1)どのような指標で考えるか ・自給率、チョークポイント、資源賦存量などの指標 ・指標は掛け算か足し算か (2)生産地域と需要国 ・米国、ドイツ、英国、フランスなどとの比較 (3)検討条件と検討結果 EU諸国と比べて日本はどうか (4)日本はこれからどうすればよいか