排出権取引制度の海外事例と今後のGX ETSの展望

2023年度開始
~国内制度設計、関連制度 炭素賦課金(GXサーチャージ)~

開催日:2023年03月02日(木)  13:30 - 15:30

セミナー趣旨

1990年代から長らく議論が続けられてきた排出権取引(GX ETS)の導入が目前となった。経済産業省は、2023年度から試行的な取組、これを踏まえ2026年度からの本格実施に向けた関連法案の提出を目指しており、これまで以上のスピードで制度設計が進められていく。そこで、本講演では、EU等の海外の排出権取引の制度設計や変遷などを踏まえ、今後のGX ETSの制度設計や関連制度への影響等について詳説します。

セミナープログラム

1.排出権取引の概要
 (1) 制度設計の枠組み
 (2) 排出上限
 (3) 無償割当(ベンチマーク・グランドファザリング)
 (4) オークション(上限・下限価格)
 (5) オフセットクレジットの利用可否
 (6) 炭素税・エネルギー税との関係
2. 海外事例
 (1) 欧州排出権取引制度(EU ETS)
 (2) 北米(カリフォルニア州、RGGI)
 (3) アジア(韓国、中国)
3. 国内排出権取引制度(GX ETS)
 (1) GX ETSの制度設計  
   ① 自主から義務へ(排出削減目標の設定)
   ② 電力部門へのオークションによる有償割当
   ③ 上限・下限価格の導入
   ④ 炭素賦課金(GXサーチャージ)
 (2) GX ETSと関連制度への影響
   ① 省エネ法
   ② 高度化法
   ③ その他
 (3) 今後の展望と課題

セミナー講師

一般財団法人日本エネルギー経済研究所
環境ユニット 気候変動グループ
主任研究員
清水 透 氏

2010年3月麗澤大学大学院国際経済研究科経済・政策管理専攻修了(経済学博士)
2010年4月 財団法人日本エネルギー経済研究所 地球環境ユニット気候変動政策グループ研究員
2017年4月 一般財団法人日本エネルギー経済研究所 環境ユニット 気候変動グループ 主任研究員

・国内外の炭素税や排出権取引等のカーボンプライシングに関する調査・動向分析、2050年カーボンニュートラルに向けた各国シナリオの比較、中国・インド・サウジアラビア・南アフリカ等の途上国での政策支援、機器のエネルギー効率向上に関する国際会議への参加等、国内外のエネルギー気候変動関連の調査研究に従事。

セミナー受講料

1名:33,910円(税込)2名以降:28,910円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)

受講について

<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,910円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

環境負荷抑制技術   政策・行政

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環境負荷抑制技術   政策・行政

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