様々な分野で活用され、注目されているファインバブルによる洗浄効果について、その原理と評価方法を丁寧に解説!
洗浄効果を高めるために必要なこととは?
セミナー趣旨
ファインバブルについて、その特性と作製方法などの基本情報から、各分野への活用状況、特に洗浄技術について、当研究室において得られている知見をかみ砕いて解説する。様々な分野で注目を集めているファインバブル洗浄の敷居を下げるべく、課題を抱える方に向けて、効果を得るための適切な方法を説明する。
本講座がファインバブル洗浄への第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
習得できる知識
・マイクロバブルとウルトラファインバブルの特性評価
・マイクロバブルによる洗浄応用と注意点
・ウルトラファインバブルによる洗浄技術と注意点
・オゾンウルトラファインバブルによる洗浄技術と注意点
セミナープログラム
1.ファインバブルとは
(1)概要
a.ファインバブルの定義
b.ファインバブルに関する規格や標準化の動向
(2)様残な発生手法および特性の違い
a.旋回方式の特徴
b.溶解方式の特徴
c.発生手法による違い
(3)実用例
2.特性評価の重要性
(1)評価を決定づけるもの
(2)洗浄分野における評価
3.マイクロバブルによる洗浄技術とその評価
(1)表面付着汚れを対象とした流水洗浄
(2)機械せん断との組み合わせによる皮膚洗浄
(3)旋回流との組み合わせによる布洗浄
4.ウルトラファインバブルによる洗浄技術とその評価
(1)水質浄化を対象とした有機物分解
(2)雑菌を対象とした殺菌効果
(3)旋回流・交番流との組み合わせによる布洗浄
5.オゾンウルトラファインバブルの洗浄技術とその評価
(1)有機物分解
(2)芽胞形成細菌を対象とした殺菌効果
(3)布洗浄への応用
6.全体まとめ
■講演中のキーワード
マイクロバブル、ウルトラファインバブル、オゾンウルトラファインバブル、洗浄、殺菌、有機物分解
セミナー講師
新潟大学 自然科学系(工学部)准教授 牛田 晃臣 氏
■ご経歴
2010年3月 新潟大学大学院 自然科学研究科 博士後期課程修了(博士(工学))
2010年4月~2011年3月 新潟大学ベンチャービジネスラボラトリー 研究機関研究員
2011年4月~2013年3月 新潟大学産学地域連携推進機構産学地域人材育成センター 研究機関研究員
2013年4月~2020年9月 新潟大学 自然科学系 助教
2020年10月~現在 新潟大学 自然科学系 准教授
■ご専門および得意な分野・ご研究
流体工学(マイクロ流体力学、非ニュートン流体力学、ファインバブル、環境負荷低減技術)
■本テーマ関連学協会でのご活動
日本機械学会、日本レオロジー学会、化学工学会、日本流体力学会、日本混相流学会、日本油化学会
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
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