基礎から考える医薬品の品質と開発段階に応じた規格及びその設定法

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★品質・規格設定の考え方、開発段階に応じた取り組み、承認申請書への対応、そして 上市後の変更管理などに焦点を当て、医薬品開発における品質について演者の経験を 中心に紹介します! ☆QbDに基づく品質の作り込みとは?※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 【アーカイブ配信:2/19~2/28(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

PURMX Therapeutics, Inc. シニアダイレクター 宮嶋 勝春 氏【専門】製剤学 薬剤学【職歴】2000年‐2006年 テルモ㈱ 主任研究員 標的指向型リポソーム製剤の開発を担当2006年‐2008年 奥羽大学薬学部 准教授 薬剤学・製剤学を担当2008年‐2016年 武州製薬㈱ 製造技術部 部長 各種製剤の技術移転及びFDA、PMDA、KFDA、ブラジル当局をはじめとする各種査察において、洗浄バリデーション関係の回答者として対応。2017年‐2023年 ナノキャリア㈱ 研究部部長、取締役(監査等委員)2023年‐2024年 NANO MRNA㈱ 顧問2024年- PURMX Therapeutics, Inc.シニアダイレクター【学会活動等】1999年‐2000年 日本薬学会 評議員.2002年‐2004年 ISPE日本支部 理事2011年‐2016年 製剤機械技術学会 理事2016年‐現在 日本薬剤学会 評議員

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 医薬品は、人の健康維持、そして病の治癒に必須の製品である。では、その医薬品に求められる品質とは何であろうか。   それをどうやって決めているのであろうか。さらに、医薬品は3年から10年にわたる期間の品質安定性が保証されている。 こうした長期にわたる品質をどうやって保証するのだろうか、そのプロセス、そして医薬品の品質そのものを理解することは、医薬品開発を円滑に進めるために極めて重要な要素となっている。 特に、2000年代にはいると医薬品開発は「Quality by Design」に基づいて行われるようになったが、そこではどのようにして品質が作り込まれ、そしてそれが製造現場での品質確保にどのような影響を与えるようになったのか。 本セミナーでは、医薬品の品質に焦点を当て、その定義から開発段階での取り組み、特に品質・規格設定の考え方、開発段階に応じた取り組み、承認申請書への対応、そして上市後の変更管理などに焦点を当て、医薬品開発における品質について演者の経験を中心に紹介する。

習得できる知識

〇 医薬品品質の定義とその具体的な内容〇 QbDに基づく品質の作り込みのポイント〇 品質リスクマネジメントのポイント〇 開発段階に応じた規格及びその設定の考え方〇 ライフサイクルを通した品質に係る取り組みのポイント〇 安定性の評価方法と最新の動向

セミナープログラム

 1.医薬品の品質とは何か  1.1 規制文書にみる品質の定義  1.2 原薬・製剤の品質のポイント   - 合成原薬と製剤の品質   - バイオ医薬品原薬・製剤の品質  1.3 Pre-formulationがはたす医薬品品質に対する役割り

 2.QbDに基づく品質の作り込み  2.1 Quality by Designとは何か‐品質の作り込みを理解する‐  2.2 品質リスクマネジメントのポイント  2.3 「従来の方法」、「進んだ方法」で何か違うのか‐そのポイント‐  2.4 QbDは、製造現場に何をもたらしたか‐製造現場におけるQbDの役割り‐

 3.開発段階に応じた取り組み‐規格項目・規格値設定‐  3.1 規格及び規格設定にどう対応するか‐事例を基に考える‐   - 規格設定のポイント‐原薬‐   - 規格設定のポイント‐製剤‐   - 規格設定のポイント‐添加剤‐  3.2 開発段階に応じた規格・規格設定とは   - 治験薬に求められる品質   - 承認申請段階における品質  4.品質評価とそのための試験法  4.1 品質評価に使用される試験法とは  4.2 試験法に求められるValidationのポイント   - 開発段階における取り組み   - 承認申請時に求められるデータ  4.3 標準物質への対応  4.4 Stability Indicating Methodとは?

 5.品質の安定性をどう評価するか  5.1 規制文書が求める品質の安定性  5.2 安定性評価方法のポイント   - 測定条件の設定   - ASAPとは何か   - 製造現場が求めてる安定性    ・ Hold Time    ・ 輸送中の安定性    ・ 医薬品使用現場での安定性

 6.治験届・承認申請書に見る品質  6.1 治験届・IND・IMPDと品質  6.2 承認申請書における品質   - 承認申請書記載のポイント‐一変・軽微変更・目標値・設定値‐   - 承認申請書との齟齬はなぜ起こるのか

 7.ライフサイクルを通した品質への取り組み  7.1 ライフサイクルマネジメントとは何か‐その本質を理解する‐  7.2 ICH Q12が求めている変更管理とは?  7.3 品質システムとQuality Culture

 【質疑応答】