講義とMicrosoftExcel演習で学ぶ「蒸留」プロセスの計算考え方,進め方,その応用

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 化学反応・プロセス   CAE/シミュレーション   ソフトウェア運用・活用
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません。

★「異なる成分の沸点を利用して分離を行う」とは,どういうメカニズムなのか? ★  事前配布のExcelシートは後日自由に活用可! 

セミナー講師

FRI(Fractionation Research Inc., USA) 顧問 工学博士 大江 修造 氏(元・東京理科大学 教授)

   石川島播磨重工業(株)(現IHI),東京理科大学を経て現職へ   「蒸留技術大全」 (日刊工業新聞社)       「絵とき蒸留技術基礎のきそ」 (日刊工業新聞社),他    「内部熱交換による省エネ蒸留技術開発(HIDiC)」分科会    ※その他,我が国唯一の「蒸留技術」専門家として講演・執筆多数  

セミナー受講料

  1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕

受講について

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セミナー趣旨

Excelの高機能な計算法を,実習を通して,段階をへながら,確実にマスターしていただきますので,受講後,直ちに利活用できます。高機能なもののなかには,いくら丁寧にマニュアルを読んでも,直接,実習を通してでなければ,習得できないものもあります。さらに,各高機能を組み合わせることにより,高度な活用が可能になり,講師の提案する「Excelの統合化」により,飛躍的に効率を増大できます。Excelの機能を知って活用できるか否かは,業務の効率化大きな差が生じます。

※ご受講に際しましては, Microsoft Excel (2013以上が望ましい) が使用可能なパソコンをご用意の上,お申込願います。

セミナープログラム

1.蒸留技術計算に効果的なExcelの機能  1.1 Excelツールの活用:方程式の解,非線形最適化ツール  1.2 Excel関数の活用:連立方程式の解,最小自乗法  1.3 Excelマクロの効率的な活用方法

2 Excelを用いた物性計算     物性推算法, 原子団寄与法,対応状態原理  2.1 蒸発潜熱計算式の決定(LINEST)  2.2 比熱(熱容量)計算式の決定(MINVERSE,MMULT)  2.3 蒸気圧計算式の決定(INTERCEPT,SLOPE)  2.4 アントワン式の計算(マクロの組み方)  2.5 沸点データのみから蒸気圧を推算する方法(Excel関数)

3 Excelを用いた気液平衡計算  3.1 理想溶液 ラウールの法則    1)相対揮発度による簡易計算法    2)沸点計算法(ゴールシーク)  3.2 非理想溶液 活量係数式    1)活量係数の挙動とその分子論的意味    2)ウィルソン式による計算(ゴールシーク)     多成分系気液平衡の推算    3)ウィルソン式定数の決定法(ソルバー)    4)完全不溶解系の気液平衡計算 (ゴールシーク)  3.3 気液平衡における塩効果    1)塩効果とは,salt free basisとは    2)塩効果の原因 溶媒和モデル(大江モデル)    3)溶媒和モデル(大江モデル)の計算式    4)溶媒和数の算出法    5)塩効果の計算方法    6)塩効果の計算例

4 Excelを用いた蒸留計算     精留の原理と還流の必要性  4.1 2成分系連続蒸留における埋論段数     マッケーブ・シール階段作図法    1)濃縮部の操作線の式    2)最小還流比の計算法    3)最適還流比の計算法    4)理論段数の作図法の詳細    5)理論段数の作図の結果    6)原料の熱的状態q  4.2 Excelによる多成分系蒸留計算プログラム    1)抽出蒸留における還流比の決定    2)その抽出剤の量の決定    3)その抽出剤の供給段位置の決定    4)その蒸留曲線  4.3 Excelによる回分単蒸留の計算

5 蒸留塔の設計  5.1 棚段塔の設計法    1)棚段塔の設計法 ―フラッディング限界    2)棚段塔の挙動 ―フラッディング限界の決定法    3)棚段塔の挙動 ―ダウンカマー・フラッディング  5.2 充填塔の設計    1)充填塔の設計 ―フラッディング限界    2)充填塔のフラッディングポイントの決定法    3)充填塔の圧力損失の決定法  5.3 蒸留塔の塔効率 オコンネルの相関,HETPの推算

【質疑応答】