ロールtoロールによるフィルム製造技術の基礎からトラブル対策~フィルム成形から塗布・乾燥、ラミネートやパターニング技術まで~

光学、包装、電子・電池分野など様々な分野で活用拡がるロールtoロール技術を事例を交えて基礎から解説! 

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    セミナー趣旨

      ロールtoロール(RtoR)プロセスは、ロール状のフィルムを送り出し、所望の機能を付与し、再びロール状に巻き取ったり、特定サイズに切り出したりするまでを一貫して行うプロセスである。これまで、粘着フィルムや包装材など、RtoRを中心に製造されてきたが、近年になっては、従来バッチプロセスによって生産されていた材料を効率的に量産する手段として注目され、光学、電子、電池分野などの、多種の用途に展開されつつある。RtoRプロセスによる製造は、フィルム成形~塗布・乾燥(成膜)、また印刷(パターニング)やラミネート(貼り合わせ)、そして裁断などの工程が含まれるが、どれも重要かつ高度な製造技術が構築されている。
      本セミナーでは、RtoRによる、フィルム成形方法や機能付与方法などの多岐に渡る技術内容について、分かり易く解説するとともに、実際の製造で発生する、様々課題について、その対策に役立つような事例等も紹介したい。

    受講対象・レベル

    ・フィルム製造技術を担当してから、1~5年目くらいの技術者、研究者
    ・ロールtoロールフィルム製造や加工に関心のある方、学びたい方
    ・高機能フィルムの開発担当者

    必要な予備知識

    ・高校卒業レベルの化学の知識
    ・この分野に興味のある方なら、特にその他の予備知識は必要ありませんが、フィルムに関する基礎知識があったり、
       フィルム製造現場を見ておくと、より理解が深まります。

    習得できる知識

    ・ロールtoロール製造における幅広い知識
    ・PETに代表されるフィルム製膜・延伸工程に関する課題と技術ポイント
    ・塗布乾燥における課題、発生する欠陥とその対策例
    ・ロールtoロールでの、コーティング、ドライラミネート、パターニング、裁断などの技術内容や課題
    など

    セミナープログラム

    1.ロールtoロール(RtoR)の概要
     1-1 RtoRプロセスとは
     1-2 バッチプロセスとの比較
     1-3 ロールによる基材ハンドリング
     1-4 RtoRによる機能付与
     1-5 RtoR製造の適用分野
     1-6 基材の種類
    2.RtoRフィルム成形技術
     2-1 製膜方法(溶融・溶液製膜)
     2-2 PETフィルムの特徴
     2-3 PETフィルムの製法
     2-4 インフレーションフィルムの製法
     2-5 溶液成膜方法の特徴
     2-6 フィルム成形におけるトラブルと対策
     2-7 フィルム成形まとめ
    3.RtoR塗布技術
     3-1 塗布の基礎
     3-2 ロール塗布技術
     3-3 ロール塗布の欠陥/対策例 
     3-4 ダイ塗布技術
     3-5 ダイ塗布技術課題と対策
     3-6 塗布技術まとめ
    4.RtoR乾燥技術
     4-1 乾燥工程の基礎
     4-2 乾燥での欠陥と対策 
     4-3 特許にみる、風ムラ対策
     4-4 乾燥技術まとめ
    5.RtoRラミネート技術
     5-1 ラミネートとは(特徴/構成)
     5-2 ドライラミネートでのトラブル対策
     5-3 ドライラミに関する特許例
     5-4 押出しラミネート・熱ラミネート
    6.RtoR真空成膜技術
     6-1 気相成膜の種類 
     6-2 気相成膜の構成例
     6-3 欠陥とその対策例
    7.RtoRパターニング技術
     7-1 パターニング法の種類
     7-2 パターンロールの製法
     7-3 パターニングの課題と対策例
     7-4 特殊パターニング法
     7-5 間欠塗布
    8.裁断技術
     8-1 裁断方法の種類
     8-2 技術課題と対策
    9.補足:多層化技術
     9-1 多層フィルム製膜技術
     9-2 多層コーティング技術
    <質疑応答>


    *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

    セミナー講師

     ホサナ技研 代表  小川 正太郎 氏

    ■ご略歴
    1984年 富士フイルム株式会社に入社、生産技術部配属
               (高機能部材を中心とした製造技術の開発に従事)
    2018年 退職
    退職後は、フリーランスとして、これまで10社以上と契約し、技術顧問・技術アドバイザーなどの業務に従事して、現在に至る

    セミナー受講料

    【オンライン:見逃し視聴なし】 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    【オンライン:見逃し視聴あり】 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    高分子・樹脂加工/成形   塗装・コーティング   生産工学

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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