蒸留操作におけるトラブルと対応策~事例の分析、要因・理論に基づいて対応するために~<東京会場受講/オンライン受講選択可>

・化学プラントの蒸留操作におけるトラブルの種類、要因、それを踏まえた対応策が理論に基づいて理解できる
・化学プラントでのプロセス開発経験豊富な講師が詳しく解説

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

      蒸留塔のトラブルは塔本体の構造上、性能上のかかる重要なものだけでなく、熱交換器やポンプなどの付帯機器、あるいは接続配管に起因するトラブルも多くみられる。複合要因で生じるトラブルもあり、現場の様々なデータや過去の経験、他社のトラブル事例などを参考に解決にあたる必要がある。
      本セミナーでは幾つかトラブル事例を紹介し、その対応策について述べる。

    受講対象・レベル

    ・化学や石油化学、食品等のメーカーでプロセス開発に携わっている技術者
    ・蒸留プロセスに関わる技術者
    ・化学工業に携わる若手技術者
    など

    習得できる知識

    化学プラントの蒸留操作におけるトラブルの種類、要因、それを踏まえた対応策が理論に基づいて理解できる

    セミナープログラム

    1. はじめに
    2. わが国の稼働蒸留塔のトラブル事例
    3. 化学プラントの蒸留塔操作におけるトラブル要因
    4. トラブルの種類
     ① キャパシティ不足
     ② 純度不足
     ③ リボイラの性能不足
     ④ コンデンサの性能不足
     ⑤ トレイの摩耗、減肉、破壊
     ⑥ 制御不能
     ⑦ 組成が不安定
     ⑧ しゃっくり現象
     ⑨ ウィーピング、フラッディング
    5. リボイラに於けるガイザリング現象
     ① 背景と周期的な振動現象
     ② 現象の解析
     ③ 解決のための方策
     ④ レッスンズラーント
     ⑤ サーモサイフォンリボイラのガイザリングまとめ
    6. 中間成分の挙動
     ① MAPDの挙動
     ② Kisterの事例
     ③ 軽質炭化水素分離における水の問題
    7. Kister Distillation Troubleshooting Database
    <質疑応答>

    セミナー講師

     HyChemTechno技術士事務所 所長/MS, Chemical Engineering MBA (MIT)     八木 宏 氏
     技術士 (化学/総合監理部門)

    ■ご学歴
    マサチューセッツ工科大学Chemical Engineering MBA
    ■ご職歴
    1970年4月
    千代田化工建設に入社。プロセス設計用ソフトウエアの開発に数年従事し、その後、国家プロジェクトである石炭液化、
    オイルシュールなどの開発R&Dプロジェクトに参画。
    エチレン、LNGを中心とする石油化学、天然ガスのプロセス設計業務などにも従事。
    その間、1977~1979年マサチューセッツ工科大学ビジティングエンジニア、ASPENプロジェクトに参加。
    2001年4月
    日本鋼管(現、JFEホールディング)に移籍。ジメチルエーテルプロセス開発にエンジニアリングマネジャーとして従事。
    2007年7月
    フランス・トタル社東京事務所に移籍。科学技術本部技術顧問として産学連携、パリへの日本技術発信業務などに従事。
    2013年1月
    独立してHyChemTechno技術士事務所開設。化学工学、プロセス関係のコンサルティング業務を実施、現在に至る。
    ■ご専門分野
    ・エチレンプロセス、DMEプロセスを中心とする化学プロセス計画、設計および評価
    ・エンジニアリングエコノミックスなどをベースにしたエネルギー関連プロジェクトの評価
    ・分離技術に関する研究開発、プロジェクトマネジメントの実践など
    ■所属学会・協会等
    分離技術会 フェロー、元会長
    化学工学会 SCE・Net エネルギー研究会委員、元継続員会委員長
    技術士 (化学/総合監理部門)
    APECおよびIPEA国際エンジニア(Chemical Engineering)
    ■ご執筆・ご講演実績
    ・蒸留プロセスの設計とトラブル事例・その対策など蒸留関係トラブルなどに関して化学工学会、分離技術会などで多数講演
    ・ジメチルエーテル(DME)プロセス開発の歴史と将来展望などDME関連して分離技術会、日本DME協会などで多数講演
    ・シェールガス、オイル開発の現状、シェールガス、オイルを原料とした石油化学品生産技術、
       および石油化学工業への影響などシュールガス、オイル関連して多数講演

    セミナー受講料

    【オンライン受講(ライブ配信)または会場受講:見逃し視聴なし】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

    【オンライン受講(ライブ配信)または会場受講:見逃し視聴あり】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    【会場受講ご選択の方】

    • 感染拡大防止対策にご協力下さい。
    • セミナー会場での現金支払いを休止しております。
    • 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
    • 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
    • 録音・録画行為は固くお断り致します。
    • 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
    • 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
      場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)

    【オンライン受講ご選択の方】

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    36,300円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    36,300円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    東京都

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    【品川区】きゅりあん

    【JR・東急・りんかい線】大井町駅

    主催者

    キーワード

    化学反応・プロセス   化学技術一般

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