~元消費者庁表示対策課の景品・表示調査官が解説~
セミナー趣旨
昨年10月1日に施行された景品表示法の改正法には、確約手続や直罰の導入等、企業にとって押さえておくべき事項が多く含まれております。
また、昨年は、「No.1表示」に関する実態調査報告書が消費者庁より公表されるなど、「No.1表示」は特に注意すべきトピックと言えます。さらに、機能性表示食品をはじめとするいわゆる健康食品についても、近時の動向を踏まえると特に留意すべきでしょう。そして、ステマについて近時措置命令が頻発していることも見逃せません。
景品表示法は、抑えておくべき最新のトピックが目白押しです。このような近時の動向を踏まえ、本セミナーでは、消費者庁表示対策課にて景品表示法の事件調査業務や令和5年景品表示法改正法の立案業務を担当し、また、同分野に関する法的助言・当局対応等を日常的に行っている講師が、景品表示法の最新動向を踏まえ、具体例を示しながら、企業の取るべき対応策を解説していきます。
受講対象・レベル
法務部門、コンプライアンス部門、監査部門、販売促進部門、研究開発部門、新規事業部門、総務部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.景品表示法の最新動向を理解する
(1)景品表示法の執行実務-基本的事項の確認-
(2)近時特に注意すべきトピックとは?
2.No.1表示
(1)No.1表示の近時の動向 -措置命令の増加に注意-
(2)徹底解説・実態調査報告書
(3)顧客満足度?イメージ調査?No.1表示の留意点
3.健康食品
(1)健康食品とは-トクホ?機能性表示食品?栄養機能食品?-
(2)健食留意事項を読み解く
(3)具体的事例から理解する傾向と留意点
4.ステルスマーケティング
(1)ステマ規制導入の趣旨 -広告?広告じゃない?-
(2)ステマ告示の内容 -2つの要件-
(3)セーフ?アウト?具体的事例から理解する
5.令和5年改正-3つの柱-
(1)事業者の自主的な取組の促進
(2)違反行為に対する抑止力の強化
(3)円滑な法執行の実現に向けた各規程の整備等
6.まとめ(その他留意事項)
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
光和総合法律事務所 弁護士・上級食品表示診断士 渡辺大祐 氏
2012年弁護士登録。2018年より公正取引委員会に任期付公務員として在籍後、2020年より消費者庁表示対策課の景品・表示調査官として景品表示法の事件調査・執行業務を、さらに、2022年より令和5年景品表示法改正法の立案業務を担当。専門は広告法、食品に関する法律、競争法。
著書に、『法律要件から導く論点整理 景品表示法の実務』(第一法規、2024、単著)、『逐条解説 令和5年改正景品表示法』(商事法務、2023、共著)、『景品表示法(第6版)』(商事法務、2021、共著)、「景品表示法改正法の施行と企業における実務上の留意点」(『NBL』No.1267・商事法務、2024、単著)等多数。
セミナー受講料
1名につき
会員 27,500円(本体 25,000円) 一般 29,700円(本体 27,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
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