
「プロジェクトマネジメントとはそもそも何をするのか?」「プロジェクトマネージャーは何をすべき?」という多く寄せられるお困りごとに応えるセミナーが登場!
医療機器開発の全体像を整理し、実際に製品企画・プロジェクト立ち上げ~各開発段階別において対応すべき実務を、事例を用いながら丁寧に解説!
セミナー趣旨
世界的に医療機器の市場規模は拡大している現状下、顧客要求事項の高度化、複雑化が進んでおり、安全性・有効性は高い次元で要求されている。その中で、規制要求事項を遵守した上で市場が求める変化のスピードに迅速に応える製品開発が必要となっている。他方、高品質の医療機器を開発する優良且つ確立された手順は、各医療機器メーカーのノウハウ又は、各個人の力量に委ねられているケースが多い。本セミナーでは、日米での医療機器開発の成功・失敗等の実務経験に基づき、医療機器開発におけるプロジェクトマネジメント手法及びプロジェクトマネージャーの役割と対応すべき事項等を具体的に解説する。
必要な予備知識
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
QMS省令、ISO13485(QMS:品質マネジメントシステム)、ISO14971(リスクマネジメント)
習得できる知識
・プロジェクトマネジメントの基礎知識と必要な力量
・設計開発プロセスの理解
・医療機器のプロジェクトマネジメントの運用・管理
・医療機器開発を行う上でのプロジェクトマネージャーの役割及び考えるべきポイント
セミナープログラム
1.プロジェクトマネジメントの基礎
1.1 プロジェクトとは
1.2 プロジェクト業務と定常業務
1.3 プロジェクトマネジメントとは
1.4 プロジェクトマネジメントにおける制約条件
1.5 プロジェクトマネージャーの役割・必要な能力
2. 医療機器開発の全体像
2.1 QMS体系図における製品実現プロセスの位置付け
2.2 製品開発ロードマップ
2.3 設計・開発のゴール
3. 製品企画
3.1 ニーズ調査・臨床ニーズの獲得・手法
3.2 自社の強み分析
3.3 企画立案
3.4 実現性評価
3.5 顧客の要求仕様設定とその重要性
3.6 設計・開発へのインプット
4.設計・開発プロジェクトの立上げ
4.1 プロジェクトマネージャーの任命
4.2 プロジェクトスコープ
4.3 ゴール(成果物)の設定
4.4 ステークホルダーマネジメント
5.設計・開発の計画
5.1 設計・開発計画の策定
5.2 プロジェクト管理の重要要素
5.3 WBS(Work Breakdown structure / 作業分解図)
5.4 プロジェクトチーム編成
5.5 役割と責任の設定
5.6 要求事項の設計インプットへの変換(I/O)
5.7 曖昧なニーズの明確化
5.8 リスクマネジメント(JIS T 14971:2020(ISO14971:2019))
5.9 プロジェクトにおけるリスク
6.設計・開発の実行
6.1 キックオフ
6.2 指揮
6.3 情報共有(コミュニケーション)
7.進捗の管理(監視)
7.1 データ収集(収集すべきデータ)
7.2 スケジュール管理(予実管理)
7.3 原因究明と影響判断
7.4 是正対応
7.5 プロジェクト計画の修正及び共有
7.6 デザインレビュー
8.プロジェクトの完了
8.1 プロジェクトの結果の総括
8.2 今後のための教訓及び共有
9.プロジェクト成功の秘訣
9.1 プロジェクトの失敗パターン
・プロジェクトゴールが曖昧又は肥大化
・段取りが大雑把、または検証が不十分
・過小な見積もり
・諦めの境地に入って工夫しない
・希薄なコミュニケーション
9.2 失敗事例と成功事例
9.3 プロジェクトの留意点
※途中、小休憩を挟みます。
■講演中のキーワード
医療機器、製品実現、設計管理、プロジェクトマネジメント、設計開発計画
セミナー講師
株式会社LINOVATH 代表取締役 田中 孝治 氏
■ご経歴
・ニプログループ(株式会社グッドマン)にて、研究開発部門統括本部長として、研究開発、
プロジェクトマネジメントを通して、様々な医療機器製品を上市
・クラスⅢ、Ⅳの血管内治療用カテーテルを中心に、医療機器の研究開発を約25年超にわたり経験
・米国シリコンバレーにて、最先端血管内ステント等の治療機器についての研究開発及び治験を実施
・医療機器の設計開発・製造販売、受託開発・製造、参入支援・コンサルティングを主とした株式会社LINOVATHの代表取締役
■ご専門および得意な分野・ご研究
医療機器ビジネスの事業化、品質マネジメントシステム、医療機器の製品開発、プロジェクトマネジメント、
医療機器規制に関する国際規格(ISO13485、ISO14971、ISO10993等)
■本テーマ関連学協会でのご活動
名古屋商工会議所 医工連携コーディネーター
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 中小企業アドバイザー(医療機器担当)
公益財団法人 名古屋産業振興公社 ヘルスケアイノベーション推進コーディネーター
セミナー受講料
1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
受講料
46,200円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
46,200円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 プロジェクトマネジメント一般 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
46,200円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 プロジェクトマネジメント一般 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)