
シナリオプランニングによる未来洞察と戦略構想のポイント
★どのような未来であっても、柔軟に対応して、事業として常に勝つ!
~演習付き~
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
セミナー趣旨
急速な技術進展や新たな価値観の登場、社会・環境課題への対応要請の高まりなど、事業環境変化がますます激しさ、不透明さを増す中、改めて「シナリオ・プランニング」への関心が高まっています。
「シナリオ・プランニング」は、不確実性の高い未来トレンドから、起こり得る複数の未来環境を「シナリオ」として洞察し、将来の事業機会・リスクを広いスコープで戦略構想を行うツールです。不確実性や業界・事業への影響度の高いトレンドから将来シナリオを複数構想し、事業環境がどのシナリオに向かっていくのかを示す「兆候」をモニタリングすることで環境変化に対し柔軟な対応がしやすくなります。
一方、シナリオ・プランニングは事業環境分析のための強力なツールですが、想定されたシナリオにおいて自社が実行する事業戦略は様々な視点から発想する必要があります。それにより競合他社に対して優位にたち、顧客を獲得し、売上・利益が期待できます。
本セミナーでは、20年以上の新規事業開発・R&D戦略コンサルティングと技術系スタートアップ支援・投資の最前線の経験をもとに、シナリオプランニングを活用した未来シナリオ構想と競争力のある戦略発想のための重要コンセプトを紹介します。参加者にはセミナー後、WEBでの個別コンサルティングもご提供します。(希望者のみ・無償)
受講対象・レベル
・主にB2B企業における経営企画部門、新規事業開発部門、研究開発部門、商品開発部門の担当者/責任者の方
・未来思考に興味や関心をお持ちの方
習得できる知識
・未来洞察を洞察するためのシナリオプランニングの基本的な考え方、具体的なプロセスについての知識を習得できます。
・マーケットリサーチの具体的な手法を習得できます。
・将来シナリオにおいて競争力のある戦略発想のための重要なコンセプトについて習得できます。
セミナープログラム
1.未来を洞察するためのシナリオプランニングとは
・未来は読めないが、未来への感度を高める
・シナリオプランニングのプラクティス事例 ~ロイヤル・ダッチ・シェル、横河電機~
・シナリオプランニングによる未来起点での戦略構想とは
・未来シナリオを複数想定し、どのシナリオでも勝つための戦略を考える
・シナリオプランニングにより組織・メンバーの柔軟性を高める
・シナリオプラニングの3つメリット
2.「記入例」によるシナリオプランニングの具体的なステップ(中長期スパンの場合)
・ステップ1.市場分野のトレンド把握
・ステップ2.市場トレンドのインパクトおよび不確実性分析
・ステップ3.市場トレンドの因果関係マップの作成とシナリオ構想
・ステップ4.シナリオ毎に「戦略コンセプト」企画、重点課題の明確化
3.(ショート演習)リアルテーマによる「市場トレンドのインパクトおよび不確実性分析」
4.ワークショップの効果的な進め方
・ワークショップの「準備」:ビジョン・目標、スコープ設定、メンバリング
・ワークショップの「実施」:多様なメンバーによるトレンド整理、シナリオ構想
・戦略実行とモニタリング:戦略構想、「兆候(=シグナル)」の設定
5.市場分野のトレンド把握のためのマーケットリサーチの基本(B2Bの場合)
・2次情報:WEB調査、新聞雑誌記事調査、調査レポート・書籍調査、国内データベース、調査会社への委託
・1次情報:顧客ヒアリング準備・実施・まとめのポイント、フィールド調査により「五感」で暗黙知を見出す
6.競争力のある「戦略コンセプト」企画のための重要コンセプト
・アンゾフの成長マトリックスの4つの戦略
・プロダクトライフサイクルのステージ別戦略
・「競争と協調」の競争戦略
・グローバルマーケティング戦略
・技術ブランド戦略
・オープン&クローズ戦略
・アライアンス・M&A戦略、エコシステム戦略
(参考資料)
・戦略発想のためベンチマーキングすべきベストプラクティス事例(B2C、B2B)
・戦略発想の新トレンド ~スタートアップ活用によるイノベーション~
≪質疑応答≫
※経営コンサル会社の参加はお断りさせていただいております。
キーワード:
シナリオプランニング,未来,将来,予測,洞察,予想,ロードマップ,講座,研修,セミナー
セミナー講師
東京大学協創プラットフォーム開発(株) アドバイザー
兼務(株)アバント コーポレートストラテジーコンサルティング部 シニアマネージャー
【主な専門分野】
・生産財メーカーにおける事業・技術戦略策定・実行
・エンジニア向けビジネス教育、イノベーター育成
・工学系分野における技術系スタートアップ投資・支援
【略歴】
1995年 東京大学 大学院工学系研究科 材料学専攻 修士課程修了
1996年 東京大学 先端科学技術研究センター 研究生
1998年 米カーネギーメロン大学 技術政策学部 修士課程修了
1999年~2010年 戦略系コンサルティング会社 コンサルタント
2011年~2018年 戦略系コンサルティング会社 取締役
2018年~2019年 東京大学協創プラットフォーム開発(株) 事業開発第2部 部長
2019年~2021年 東京大学協創プラットフォーム開発(株) パートナー
2022年 DRONE FUND(株) プリンシパル
2023年~ (株)アバント コーポレートストラテジーコンサルティング部 シニアマネージャー
その他
2020年8月 山梨県庁・リニアやまなしビジョン 最先端企業等の誘致に関するアドバイザー就任
2022年1月 東京大学協創プラットフォーム開発(株) アドバイザー就任
※東京大学協創プラットフォーム開発(株)は国立大学・東京大学が設立したベンチャーキャピタルです。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
・1名38,500円(税込)に割引になります。
・2名で申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
49,500円(税込)/人