医療機器QMSの基礎・実務対応【②QMS省令編】~新旧QMS省令やISO13485との比較/具体的な設計開発手順や管理体制構築/バリデーション・トレーサビリティ等の考え方を含めて~

本講座は、以下「単日/両日参加」のご選択が可能です!5/14(水)「ISO13485:2016」/5/15(木)「QMS省令」
ご興味の範囲に合わせて、是非、ご活用いただければ幸いです。 

1日目:2025年5月14日(水) 10:30-16:30 医療機器QMSの基礎・実務対応【①ISO13485:2016編】
2日目:2025年5月15日(木) 13:00-17:00 医療機器QMSの基礎・実務対応【②QMS省令編】【本ページ】
※5月14日(水)10:30-16:30「医療機器QMSの基礎・実務対応【①ISO13485:2016編】」とセットで
   ご受講いただけます

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    ①我が国の国際競争力
       我が国企業の技術開発力・国際競争力を鳥瞰すると、最近30年で大幅低下し、先進国中の最低線上にあると言われ、持続的成長は
       おろか、事業継続性さえ危なくなる可能性を含んでいると言われます。もちろん、どんな環境下でも成長企業があれば、
       低落傾向企業もあります。
    ②競争力有無の差異の真の原因
       QMSやISO13485:2016などを自社品質保証システムの構築と理解し、社内製品や実務を織り込み、QMSやISO13485の要求事項を
       具体化し手順書として文書化。計画・実施・記録保存までの記録フォーマットを整備、経験の浅い従事者でも運用しやすく
       なっているか否か。
    ③QMSやISO等の日常的整合化を容易化するために、上記に加え、開発・事業化の全体像を視野に入れた、製品実現・事業化計画・
       管理フォーマット、PMDAの製造販売承認申請添付資料作製手順と組み合わせ、開発設計着手時点で、製造販売承認申請申請書の
       STED案を作成でき、製品実現段階フローの最適工程条件で、製造販売承認申請書添付データ取得の可否が確認できる。
    ④日本と日本企業の技術開発・競争力が、地に落ちつつあるとき、採用するQMSやISO13485:2016との整合化に必要な
       経営資源が、得られる生産性向上の成果や競争力向上成果より大きくないと、意味はないと判断される可能性も大きい。
       QMSやISO13485:2016等に整合を図る品質保証システムの構築と、製品実現計画、事業化計画知財戦略、製造販売等との
       競争戦略活用で、設計開発投資の生産性を上げ、事業化貢献度を高め、完成後、市場の順調な立ち上がり等、圧倒的に大きな成果が
       得られる可能性がある。
    ⑤企業内人財の再教育(リスキリング)が不可欠で、教育研修内容の見直し、厳選が重要になっていますが、成長維持がかかる戦場では、
       受け身の旧来型学習ではなく、実戦、或いは、実戦のシミュレーションが有効です。更に、先行者追従型の遅れた開発目標の設定や
       納期管理力に欠けた従来型学習では、絶望的状況から抜け出せず、企業の持続的成長は困難になります。異業種からの医療機器事業
       参入企業様では、有能な開発製品化、事業立ち上げのプロジェクトリーダーの促成栽培を希望される企業様が多いですが、
       促成栽培できる環境は結構難しいものです。

    必要な予備知識

    ■本テーマ関連法規・ガイドライン
    ・ISO13485:2011
    ・ISO13485:2016
    ・ISO14971
    ・JIS T 0801:2016
    ・QMS2021/QMS2014

    習得できる知識

    ①自社の医療機器事業分野や製品の現状、目指す今後の製品領域を確認し、現在の、或いは、今後目指す目標の中核製品を選定。
       合理的手順やフォーマットで顧客ニーズを分析見える化し、具体的材料・仕様・機構案に展開。
       製品実現試作内容を開発計画に落とし込み、ニーズ検証の精度が上げられ、事業参入成否の根拠情報を提供できる。
    ②顧客のニーズ改良案を検討・権利化。それを梃子に、事業開発の協創体制を計画、開発設計事業化に必要な経営資源の抑制、
       完成納期短縮化の可能性を作れる。
    ③製品実現・開発計画品における、医療機器一般的名称や機器分類等から、製造販売承認申請書・添付資料概要作成基準を参考に、
       製造販売承認申請書原案を作れる。
    ④具体的に、製造販売承認申請書原案と、その製品の安全性・機能性・信頼性を担保できるデータを明らかにし、PMDAの相談事業に
       かけるとPMDAの心証は抜群に良くなり、早期承認軌道に乗りやすい。
    ⑤製品実現過程の初期段階で、採取すべきデータとデータ取得可能な試作段階を、合理的に計画・製造販売承認申請書、必須データを
       確保しやすくなる。
    ⑥試作内容を具体化、開発計画に落とし込み、一般的名称、機器分類、先行機器・類似技術を調査し、その添付文書等から、該製品の
       技術標準等の有無、製品の規制要求規格の有無を調査・確認し、開発着手時点で、製造販売承認申請書案の概略が構成でき、
       完成状態を徹底的に見える化、逆行的製品実現計画管理で、完成納期の管理が可能になる。
    ⑥製品実現工程フロー図を作成。その過程で要求される法律やQMS等の規制要求適合の可否、試作試料の安全性、
       機能性満足度の評価(デザインレビュー)結果確認と、次工程への移行可否判断ができる。
    ⑦QMSへの真の適合目的は、医療現場の問題を迅速解決・迅速提供を可能にすることで、QMSの構築も、実例を用いて、使いやすく、
       理解しやすい、学習手順や考え方を採用する。

    セミナープログラム

    1. QMS改定とその改定理由と影響について
    2. はじめに
     2.1 自己紹介
     2.2 最近の事例紹介
    3. QMSとISO準拠はCEマーキングと連動
     (EU圏への輸出製品には影響が大きく影響が出た。)
    4. QMSやISO13485:2016の前に
    5. 実務に沿う使いやすいQMSやISO13485:2016などの構築のために
    6. QMSやISO13485:2016などが求める要素
    7. 製品実現計画の具体化と見える化
    8. 製品実現計画の見える化に基づく、製品管理の合理化と納期管理の容易化
    9. おわりに
    10. 質疑応答

    セミナー講師

     医療機器技術情報協会 代表    川端 隆司 氏

    ■ご経歴
    ◎1970年、日本ゼオン㈱入社。研究開発センター、高分子研究13年、医療事業立上げ16年
     ・開発総合センター主任研究員、研究総括、医療器材研究所長、ゼオンメディカル役員を歴任
     ・人工心臓、IABP (大動脈バルーン)、センサー付各種心臓カテーテル、電気整理/難治性不整脈治療用カテーテル
     ・PTCAカテーテル、高周波スネアー、各種栄養カテーテル、人工皮膚等の開発・上市
     ・製品開発、医療工場建設、薬事、GMP/FDA、品質保証、生産技術、健保推進
    ◎1999年8月、日本ライフライン(株)入社。同社に初めて、研究開発及び、製造を立上げる。
     ・リサーチセンター、製造所開設、リサーチセンター長、ファクトリー長
     ・PTCA用ガイドワイヤー、不整脈診断・治療用カテーテル開発・上市
     ・2004年、開発生産本部長、2006年年6月退職、同社顧問
    ◎2001~2006年、(独)物質材料研究機構 客員研究員(兼務)
    ◎2007年2月、医療機器技術情報協会(医療技術コンサルタント)開業
     ・上場大企業~ベンチャー企業の医療機器開発のための技術・薬事・事業化支援、マッチング
     ・医工連携コーディネータ協議会員、JST特許委員、神戸先端医療財団顧問など歴任
    ■ご専門および得意な分野・ご研究
    ・バイオマテリアル(高分子、医療用金属材料)の展開
    ・医療関係研究管理と権利化推進
    ・医療機器(低侵襲治療カテーテル、消化器内視鏡製品、循環器製品、耳鼻科、神経眼科製品等)の開発
    ・GCP、治験を含む薬事承認の推進
    ・ISO13485、14971等に準拠、品質保証体制(QMS)の構築
    ・医療機器工場建設から標準化・製造体制の推進などの事業化
    ■本テーマ関連学協会での活動
    ・中小企業診断士(東京協会、医薬品等研究会代表、医療ビジネス研究会代表を歴任、多くの企業と個別契約で医療機器事業参入、
       事業推進支援を行う一方、医工連携コーディネータ協議会員、神戸先端医療財団技術顧問、さいたま市医療産業推進など、
       自治体や企業の公的支援に参加)医療機器の技術・事業開発の最新情報収集のため、医療経営学会、日本バイオマテリアル学会、
       日本インターベンショナルラジオロジー学会などに参加。医療機器学会 
       医療機器情報コミュニケータMDIC(medical device information communicator)

    セミナー受講料

    『②QMS省令(5月15日)』のみのお申込みの場合
    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

    ①ISO13485(5月14日)』と合わせてお申込みの場合
    (同じ会社の違う方でも可。※二日目の参加者を備考欄に記載下さい。)
    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名74,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき63,800円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名83,600円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき72,600円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
    *セット受講をご希望の方は、備考欄に【『①ISO13485(5月14日)』とセットで申込み】とご記入ください。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    医療機器・医療材料技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器・化粧品等規制

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    開催日時


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    全国

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    キーワード

    医療機器・医療材料技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器・化粧品等規制

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