
≪儲からないテーマなのに「やめられない」・「やめようと言えない」≫ゾンビテーマ・ゾンビ事業への対処法実践セミナー
~ゾンビテーマとして評価する仕組みだけでなく、評価前、また評価後にどのようなことをすることで社員のモチベーションを維持しつつ競争優位性のあるものに生まれ変わらせることができるのか、その仕組を提案します~
セミナー趣旨
≪中村講師より≫
「ゾンビと言ってもらえて良かったです」というのは、ゾンビ宣告を受けたテーマーオーナー(技術者)でした。
聞いてみると「テーマを実行しても儲からないと薄々思っていましたが、なかなか言い出せなかったんです。『ゾンビ』と言ってもらえたので、これから前を向いて検討できます」とのこと。
「ゾンビテーマ」とは儲からないテーマのことです。
あなたがもし、自分のテーマで「ゾンビ宣告」を受けると反発したくなると思いませんか?
ステージゲートで「STOP」とされたくないため必死にお化粧をするテーマも少なくない中、なぜ、ゾンビ宣告された人の9割が宣告を積極的に受け入れているのでしょうか?
このセミナーは、テーマを担当する技術者が「ゾンビ宣告」を積極的なものとして受け入れ、競争優位性のあるテーマに再構築していく、本当にうまくいく、そのストーリーをお話します。
テーマへの資源配分を見直さなければならないところ「現場の反発が心配だ」というR&Dマネージャーには必聴の内容です。
事業の利益率は低い。実行中のテーマも顧客要望対応タイプなので高確率で低利益率。なのに、やめられない。やめようと誰も言わないし、声の大きな営業が許さない。貴社ではそんな状況はないでしょうか?
ゾンビテーマとはそんな儲からないテーマを指します。
本セミナーでは、「ゾンビ宣告」をすることにより、資源配分を見直して競争優位性のあるテーマに再構築することを提案します。再構築する理由はカンタンでその意味があるからです。
ステージゲートでは、STOPでテーマオーナーのモチベーションを削いで停止させますが、ゾンビテーマの再構築システムはモチベーションを削がずにまた競争優位性のあるものに生まれ変わらせることができます。
このセミナーでは、ゾンビテーマとして評価する仕組みだけでなく、評価前、また評価後にどのようなことをすることで社員のモチベーションを維持しつつ競争優位性のあるものに生まれ変わらせることができるのか、その仕組を提案します。
受講対象・レベル
研究開発部門、技術部門、知的財産部門、新規事業部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.用語
・F軸、同軸競争禁止
・課題解決ビジネス
・ユーザー評価系
・ユーザー評価系の理解
・潜在ニーズ(行動)とは?
2.なぜゾンビテーマが生まれるのか?
・事業部のテーマ、よくある課題
・ゾンビテーマとは?
・顧客要望に対応するのはなぜ危険なのか?
・競合に追従してはいけないのはなぜか?
・トレンドフォローテーマ(例、脱炭素、サステナブル、LIB)はなぜゾンビか?
・ゾンビテーマの発生原因は?
3.ゾンビテーマにどう対処するべきか?ステージゲートとの相違点は?
・なぜ、ゾンビテーマは放置されるのか?
・ステージゲートシステムの問題点
・ゾンビテーマ生まれ変わりシステムでは何が必要なのか?
・ゾンビ宣告を受けた技術者はどう思うのか?
・なぜ、ゾンビ宣告をされると良い結果になるのか?
・テーマがゾンビなら、事業もゾンビになる可能性もある
・事業がゾンビなら、意識もゾンビになっている可能性がある
・トップに「資源配分を変更したい」という意向はあるか?
・ゾンビテーマ評価、事前に必要なことは?
4.ゾンビテーマの生まれ変わりシステムの全体像
・経営トップが関与するケース/しないケース
・経営者の意向確認の仕組みとは?
・テーマが営業要望ばかりのケースではどうするか?
・ゾンビ宣告前に必要な営業部門との調整とは?
・事前調整ナシでは技術者からも反発を招く、どのように対処するか?
・ゾンビ宣告後に何をするか/させるか
・ゾンビテーマの生まれ変わりシステム全体像
5.ゾンビテーマの評価、そのやり方とは?
・改めて、競争優位性とはなにか?
・評価の前提条件
・評価フォーマット1/2
・評価フォーマット2/2
・顧客の潜在課題を調査する必要があるのはなぜか?
・競合調査をする必要があるのはなぜか?
・サプライチェーンの評価方法
・ユーザー評価系の評価方法
・投資対効果の評価方法
・競争優位性を評価する
・対象テーマの決め方
・5ステップ、ゾンビ宣告の進め方
・インタビューの進め方
・報告書の作り方
・客観性/主観性のバランス
6.ゾンビの生まれ変わりプロジェクトの進め方と伴走
・生まれ変わりプロジェクトの全体像
・キックオフの進め方
・顧客課題の調査の進め方
・競合調査の進め方
・バリュープロポジションの設計法、強みの作り方
・定期レビューの進め方
・報告会の開催について
7.まとめ
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
株式会社如水 代表取締役 弁理士
中村大介 氏
R&Dコンサルティング会社・株式会社如水代表。弁理士。
【①潜在ニーズを先取りする技術マーケティングの仕組み ②研究開発テーマ創出・知財形成の仕組み
③持続的成長を保証する技術戦略の仕組み】を連携させて最少の投資で最大の効果を上げるR&Dパイプラインにより成長投資の仕組みを作るのが専門分野。中には、ほとんど手間がかけずに粗利90%以上の事業と優良知財を両立させるクライアントも輩出するなど、効果的なR&Dを実現するノウハウには定評がある。
NEC、ガートナージャパンを経てベンチャー企業を設立。粗利9割の高収益ビジネスを実現したものの、事業が模倣されたことをきっかけに弁理士に。現在では技術と知財の専門家として数多くの企業経営者を支援している。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
講師のプロフィール
若手研究者の「教育」、研究開発テーマ創出の「実践」、「開発マネジメント法の導入」の3本立てを同時に実践する社内研修で、ものづくり企業を支援しています。
中村 大介
なかむら だいすけ / 京都府 / 株式会社 如水
最少の投資で最大の効果を上げる研究開発の仕組みづくりを支援する高収益技術経営のコンサルタント。
弁理士でありながら弁理士の独占業務(※)に甘んじず、知財を生かした高収益技術経営で経営者を支援する数少ない専門家。
※...続きを読む
受講料
41,800円(税込)/人