5.作業標準書の様式
【作業標準書の項目の記述内容】
②製品番号:対象とする製品の固有品番を記入する。
③工程番号:QC工程表から転記する。
④工程名:作業標準を必要とする工程名を記入する。
⑤使用材料、部品:その工程で使用する材料、部品を記入する。
⑥使用設備、治具:その工程で使用する設備、治工具を記入する。
⑦作業手順:この工程で行う作業の内容をステップ毎に記入する。
⑧主なポイント:重要なポイントを記入、略図、写真、イラストで理解しやすいようにする。
5.1 作業標準書の書き方
箇条書きで短い文章で的確に内容を表現、「です、こと」等の言葉は不要。
②読み物ではなく視覚で分かりやすくすること。
イラスト、写真を使い、見てわかるようにする。
③抽象的でなく、具体的であること。
抽象的事例:『炉の温度を40℃に設定する』
具体的事例:具体的に書く『ダイヤルAに切り替え、計器Bのメモリを40°になるようにバルブCを調
④前後工程の抜けがないこと。
前後工程を良く調べ、前工程、本工程、後工程の間に抜けがないか確認する。
⑤初めから完璧を求めない。
仮でも良いのでまずは作成し、その後、改訂していくようにする。
⑥工程リーダー(班長)が作業者へ作業説明する時の資料とする。
作業標準書は作業者に工程リーダーが説明する際の資料として簡潔に作成する。