◆問題解決の基本とアイデア発想
「問題についてジックリ考える」ということ。問題を強烈に意識して考えれば、それは問題意識となり脳の中に強く残ります。次は「問題から離れて他のことをする」ことです。言いかえれば、脳に残った問題意識が無意識思考をして、古い記憶や外部の情報で使えそうなものはないかと探索する段階です。
そして「ひらめき」の時を迎えます。つまり、ある時突然にパッとひらめく、というわけです。むろん、ひらめきの場所は千差万別です。これは無意識思考の大切さを語っているわけですが、同時に徹底的に熟考することの大切さをも指摘しています。悩みに悩んだら、その事から離れてみよ、というわけです。
下表に問題解決の手順を6種類のせました。この順番は、時代順でもありますが、単にステップが複雑になっているだけの問題ではなさそうです。
表 6種類の問題解決手順
ポイントを絞ると、(1)と(2)は完全な個人発想のプロセス論、(5)と(6)は集団発想のプロセス論で、(3)と(4)はその中間にあたるものといえそうです。
【問題解決の基本とアイデア発想、厳選記事紹介】
- ・問題解決の基本手順
- ・アイデア発想:入出法(インプット・アウトプット法) の進め方
- ・アイデア出しの手法とは
- ・アイデア発想の第1歩
- ・アイデア発想を司る脳のDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)とは
- ・大量の発想データを整理するには「ブロック法」を活用しよう!
- ・新商品開発に重要なアイデア発想とは
<<この厳選記事を利用の際のお願い>>
ここで紹介する記事の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。
...