人財教育・人材育成、固執、本人が自覚することが固執から解放される一番の方法

投稿日

人財教育・人材育成、固執、本人が自覚することが固執から解放される一番の方法

【目次】

    1. 固執、本人が自覚することが固執から解放される一番の方法

    「なんとか自力で解決しよう」とやっきになっても、焦ってばかりでうまく結果がでないことはあります。第三者から見れば、1人で無理なことは明らかですが、本人がそれを分かっていません。さらに自分の実力をアピールすることに意識が向いてしまい、実際は結果を出すことに遠のいてしまいます。これは実績の少ない人や比較的新しい人に起きやすいですが、他の全員にも起こる可能性があります。一見するとこのような人は仕事を自分の力で終わらすことに頑張っているように見えるのですが、その実態は単に周りに迷惑をかけているだけの場合が多いようです。真面目そうに見えるので周りの人もハッキリ言いづらいですが、結果をだすことは難しいでしょう。

     

    残念ながらこのような状況になると、単に仕事を終わらすことだけに固執してしまい、結果のないもの...

    人財教育・人材育成、固執、本人が自覚することが固執から解放される一番の方法

    【目次】

      1. 固執、本人が自覚することが固執から解放される一番の方法

      「なんとか自力で解決しよう」とやっきになっても、焦ってばかりでうまく結果がでないことはあります。第三者から見れば、1人で無理なことは明らかですが、本人がそれを分かっていません。さらに自分の実力をアピールすることに意識が向いてしまい、実際は結果を出すことに遠のいてしまいます。これは実績の少ない人や比較的新しい人に起きやすいですが、他の全員にも起こる可能性があります。一見するとこのような人は仕事を自分の力で終わらすことに頑張っているように見えるのですが、その実態は単に周りに迷惑をかけているだけの場合が多いようです。真面目そうに見えるので周りの人もハッキリ言いづらいですが、結果をだすことは難しいでしょう。

       

      残念ながらこのような状況になると、単に仕事を終わらすことだけに固執してしまい、結果のないものになる可能性が高いです。固執すると理由をつけようとしますが、その理由は単なるこじつけなのでほとんど無視してよいでしょう。固執している人は他の人のアドバイスを聞くことが出来ません。何を言っても「分かってます」「大丈夫です」のような返答が多くなりますが、残念ながら本人には届いていません。

       

      固執していることを本人が自覚することが、固執から解放される一番の方法なのです。意固地になるほど固執していきますが「固執しているかもしれない」という考えをしていると早めに解放できます。

       

      2. 情報と不安、分からないことを放置すると不安が大きくなる

      全くわからないもの、見たことない物、未知の分野に対しては不安があります。それは何が起こるかわからないからです。有益なのか、問題ないのか、害なのか分からないと悪いことを想像してしまいます。そして害の時はどの程度の被害となるのかを考えます。これらの予想は分からないための不安が原因です。不測の事態やリスクに対して警戒することは重要ですが、主に自分の責任範囲の外のことが対象になります。単に分からない、知らないのであればリスク管理する前に情報を集める方が先であり、重要です。リスク管理をするのは情報を集めても分からないことなので、最初の段階よりもリスクの範囲は小さくすることが出来ます。

       

      情報は色々な側面がありますが、リスク回避という一面があります。内容が専門的になると表面的な情報だけではなく、真意を読み取る力が必要になります。またはこのような専門家とのつながりも一つの情報となります。知らないことは別に問題ではありません。今までその情報に触れる機会がなかっただけです。問題なのは、知ろうとしないことです。分からないものをそのまま放置することです。分からないことを放置するとリスクもどんどん大きくなってしまいます。出来るだけ早く不安やリスクには対処します。

       

      連載記事紹介:ものづくりドットコムの人気連載記事をまとめたページはこちら!

       

      【ものづくり セミナーサーチ】 セミナー紹介:国内最大級のセミナー掲載数 〈ものづくりセミナーサーチ〉 はこちら!

       

         続きを読むには・・・


      この記事の著者

      福﨑 昌宏

      金属組織の分析屋 金属材料の疲労破壊や腐食など不具合を解決します。

      金属組織の分析屋 金属材料の疲労破壊や腐食など不具合を解決します。


      「人財教育・育成」の他のキーワード解説記事

      もっと見る
      社内研修での講師の心得、資料を丁寧に伝えるだけなら講師は要らない

        社内研修を企画・開催した時「研修効果がわかりにくい」「講師と受講者に距離感が出てしまっている」「教育担当、講師のリソース不足を感じる」...

        社内研修を企画・開催した時「研修効果がわかりにくい」「講師と受講者に距離感が出てしまっている」「教育担当、講師のリソース不足を感じる」...


      テーマをかたまりに分けて書く かたまりに分けて書く(その2)

       前回のその1に続いて解説します。   1. かたまりに分けて書く    2018年2月15日に掲載した記事のテーマは「かたま...

       前回のその1に続いて解説します。   1. かたまりに分けて書く    2018年2月15日に掲載した記事のテーマは「かたま...


      内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その15)

        「6つのルールと18の書き方」に関し、「6つのルール」および「18の書き方」の概要について解説しています。「6つのルールと18の書き方...

        「6つのルールと18の書き方」に関し、「6つのルール」および「18の書き方」の概要について解説しています。「6つのルールと18の書き方...


      「人財教育・育成」の活用事例

      もっと見る
      「やろうと思っているけどできないことばかり」の克服(その4)

          前回は絞り込んでもなお、やりたいけどできないことに対して心理的抵抗を整理しました。ちょっと面倒だったと思いますけど、や...

          前回は絞り込んでもなお、やりたいけどできないことに対して心理的抵抗を整理しました。ちょっと面倒だったと思いますけど、や...


      仕事とは、仕事の準備、仕事の重点、仕事の継続

      【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「ビジネススキル」に関するセミナーはこちら! 1. 仕事とは、仕事の準備 仕事に限らず何事にも準...

      【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「ビジネススキル」に関するセミナーはこちら! 1. 仕事とは、仕事の準備 仕事に限らず何事にも準...


      人財教育・人材育成、まず行動、変化はすぐに表れない

      【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「行動科学」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野別のカリキュラム」に関するオ...

      【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「行動科学」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野別のカリキュラム」に関するオ...