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1. こだわり「別の方法がある」と考えることも大事
自分だけの独特なこだわりがある人がいます。ごく身近な習慣的なことから、思考まで色々なこだわりがあります。適度なこだわりはルーティンのようになり良い方向に働きます。しかし、こだわりが強くなりすぎると、それ以外を受け付けなくなります。例えばお昼休みは12時から13時と決めたとします。しかし、仕事の都合上、12時をすぎたり、13時前から準備することなどは起こる可能性があります。こだわりが強すぎるとこのような状況に対応できなくなります。また、強すぎるこだわりを人に押し付けるのは強要になりやすいです。意味のあること、効率的なことは多少強引でも受け入れますが、意味の分からないことを強要されても拒否したり反発します。
自分のこだわりは自分では気づきにくいものです。他の人が...
2. 責任範囲、責任範囲の大きさとの関係
自分の力量、裁量、権限が行き届く範囲が責任範囲と言えます。目の前の仕事の責任を取ることは出来ても、人間が関与できない大きな自然災害の大雨や台風について責任を取れる人はいません。では目の前の仕事の責任範囲はどの程度でしょうか。単純な作業としての仕事、顧客とのやり取りを含めた仕事、売上高まで含めた仕事など責任が大きくなるほど人や経済など色々な分野を含みます。バイト、一般社員、管理職、経営者では責任範囲が異なります。自分のことだけで良かった責任が徐々に多くの人の責任を取るようになっていきます。自分自身も一人の人と考えれば、責任範囲の大きさはどれだけ多くの人に対して責任をとるか、と言えるでしょう。
人に対して責任を取るとはどのようなことを表すのでしょうか。この定義は明確ではありませんが、仮に社会的に自立した大人として扱うこととしましょう。他の人に依存せずに自分の役目をしっかり果たす人、周囲の人に迷惑をかけず礼儀と倫理を備えていること、などでしょう。
責任範囲を大きくすることに抵抗がある人もいるでしょう。責任範囲を大きくすることが重荷に感じる人もいるでしょう。「まだ自分はそのような責任を果せる人ではない」と思うかもしれません。責任範囲は連続的に大きくなるのではなく階段のように段階的に大きくなるので、その節目では戸惑うこともあるでしょう。この時、本人の意識だけでなく周りの人の協力があると責任範囲の変化に対応できていくでしょう。
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