製図と読図 全編

27,280 円(税込)

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開催日 オンデマンド
収録時間 240分
主催者 株式会社産業革新研究所
キーワード 機械設計   機械加工・生産
開催エリア 全国

製図と読図 理論編 全編

下記内容についてわかりやすく説明します。1. ものづくりにおける図面の役割2.機械製図の約束ごと  3.第一角法と第三角法4.読図の基本、製図の基本

                            第1回目はこちらからお申し込みください。

5.製図と読図のための機械製図の約束事

                            第2回目はこちらからお申し込みください。

6.テクニカルイラストレーション7.スケッチ8.フリーハンドとポンチ絵9.3次元CAD10.製図と読図に関する関連知識11.製図と読図に役立つ関連情報

まとめ編

                            第3回目はこちらからお申し込みください。

セミナー講師

森内 眞 氏アルス機械設計技術士事務所 代表技術士(機械部門)

セミナー受講料

 27,280円(税込)

ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より4週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • セミナー資料はPDFで配布いたします。
  • このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。質問方法はプロフィール内にあります専門家の「コーディネーター」に問合せからお願い致します。
  • JIS機械製図の規格は随時更新されます。

セミナー趣旨

機械製図には、実にさまざまな多くの規則があります。

ベテラン設計者、製図者でもそれらをすべて熟知していません。

今回のセミナーでは、製図をはじめて学ぶ、あるいは学び始めて間がない方が、これだけ知っておけば大丈夫、図面の読み描きができる知識や考え方を紹介します。

本セミナーのテーマである「製図」と「読図」は、切っても切れない関係にあります。

製図の知識なくして図面は読めません。図面を読むことで初めて、設計者が製図した内容を形にして、物づくりの過程が進んでいきます。製図も読図も単なる知識ではありません。もちろん、知識も必要ですが、技術を伴います。ある程度の期間、訓練や経験が必要です。あわてず、焦らずステップ・バイ・ステップで、「製図と読図」の技能を習得してください。

製図は手書きから始まりました。今日では、2次元CAD、さらには3次元CADの普及により、「製図と読図」の在り方も変化しています。3次元CADでは読図の訓練も要りません。しかし、このような現在でも、基本は手書き製図です。CADで製図する際も、設計の基本である「製図と読図」の技能は共通であり、重要かつ必要なことです。このようなことを認識して、「製図と読図」の習得に取り組んでください。

受講対象・レベル

  • 入門から初級の機械製図、機械設計を志す方、機械図面を正しく読めるようになりたい方
  • 設計部門に関連のある加工、営業、購買、組立等の担当者
  • ご自身の知識把握を確認する為の演習問題を購入された方

必要な予備知識

機械図面を読み書きできるようになりたい、機械製図に興味があるという気持ちがあれば予備知識は特に必要ありません。

習得できる知識

  • 機械図面を描き、読めるようになるための基本の知識、技術の習得
  • 「製図と読図」の関係、重要性  
  • 「読図」の習得方法
  • 機械図面を描くためのルール、全般的な基礎知識
  • JIS機械製図
  • 第一角法と第三角法
  • 具体的な機械図面の解説(良い図面、悪い図面など)
  • 良い図面を描くための基本のルール
  • 公差、はめあい
  • 機械製図でよく使う機械要素
  • 表面粗さ、溶接
  • 立体図野基礎知識
  • 2次元CADと3次元CAD
  • 製図ツールの歴史など

セミナープログラム

理論編 全編

1. ものづくりにおける図面の役割

 ・機械設計の役割

 ・図面の要件

 ・読図の要件

 ・図面が備えるべき条件

 ・読図のポイント

 ・モノづくりのプロセスでの図面の役割

 ・JIS規格の役割

 ・企画の階層構造

 ・JISの分類と登録件数

 ・JISの3つの分類

 ・主なJIS製図規格番号

 ・設計図面→製造→完成

2.機械製図の約束事(基本の基本)

 ・図面の種類

 ・部品図を描く様式

 ・組立図の基本的構成

 ・部品表の構成

 ・図面の大きさと様式

 ・図面の様式

 ・図面の尺度

 ・尺度の表し方

 ・線の種類

 ・線の優先順位

 ・どの面を正面図とするか

 ・投影図の向きの決め方

3.第一角法と第三角法

 ・平面の投影法

 ・第一角法と第三角法

 ・第三角法

 ・第一角法

 ・第三角法によって展開した投影図

 ・三面図の位置関係

 ・第三角法と図の面積

4.読図の基本、製図の基本

 ・断面図

 ・断面図で切断しない機械要素

 ・ハッチングの施し方

 ・ハッチング中の文字の記入

 ・図面中の材料記号表示

 ・寸法補助記号

 ・寸法記入の原則

 ・JISによる寸法記入方法の基本

 ・寸法記入の良否の一例

5. 製図と読図のための機械製図の約束事

 ・公差とは

 ・部品1個当たりのコスト

 ・公差の分類

 ・公差の考え方

 ・普通公差

 ・寸法の普通公差

 ・はめあい公差

 ・穴と軸の寸法許容差

 ・最小すきまと最大すきま

 ・最小しめしろと最大しめしろ

 ・穴基準の考え方が推奨される

 ・はめあい公差の表示

 ・はめあい記号の組合せ

 ・機械設計でよく使われる公差記号

 ・表面粗さとは

 ・表面粗さの程度と記号

 ・表面粗さの程度の目安

 ・表面粗さの種類

 ・表面粗さ図面指示の簡略法

 ・表面粗さと加工の関係

 ・幾何公差について

 ・幾何公差の代表例

 ・データム記号について

 ・溶接記号の基本構成

 ・溶接記号

 ・溶接部が対象形状の場合

 ・溶接後の表面の状態とその仕上げ方法

 ・基線に対する溶接記号の位置

 ・溶接記号の記入例

 ・めねじの表し方

 ・タップ穴の寸法表示の方法

 ・おめじの寸法表示方法

 ・ボルトの簡略図示法

 ・座金の種類

 ・歯車の理論

 ・歯車の図示法

 ・JISに製図規定されている歯車

 ・平歯車の略図

 ・平歯車の製作図

 ・ばねの種類

 ・圧縮コイルばねの表し方

 ・引張りコイルばねの表し方

 ・ばねの要目表(例)

 ・圧縮コイルばねの製作図

 ・引張りコイルばねの製作図

 ・ころがり軸受の略図と記号

 ・機械設計で使われる材料

 ・鉄鋼記号の表し方

 ・材料記号の見方

 ・材料記号の表し方

 ・図面に記入されない寸法

6.テクニカルイラストレーション

 ・軸速投影図

 ・斜投影図

 ・当角投影図と等角図の比較

 ・構想設計演習(等角軸と楕円の向き)

 ・テクニカルイラストレーション事例

7.スケッチ

 ・スケッチ図の効果

 ・スケッチのための測定具

 ・スケッチ図の作成

 ・火花検査

 ・火花流線の形状

 ・金属の種類の見分け方

 ・表面粗さの選別

 ・スケッチ図作成のポイント

8.ポンチ絵

 ・ポンチ絵とは

9.3次元CAD

 ・二次元CADの画面

 ・三次元CADの画面

 ・モデリング

 ・三次元CADの特徴

 ・アセンブリ

10.製図と読図に関する関連知識

 ・T定規による製図

 ・ドラフター

11.製図と読図に役立つ関連情報

 ・個人で購入できる二次元CADと三次元CAD

 ・IJCADの作画画面

 ・FUSION360の図面例

まとめ編

「製図と読図」の重要性をしっかり理解してより深く関心を持ってもらうためのプログラムになります。

 ・本セミナーで私が伝えたかったことの要約、およびその解説を加えました。

 ・セミナーテーマの「製図と読図」について、私の原体験をお話します。

 ・セミナー本編で伝えられなかった「製図と読図」のミスについて、その対策についてもお話します。